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Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

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政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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嫁不足…狙われる東北の農家 純粋な男心を弄ばれた被害者の心の叫び(産経)

嫁不足…狙われる東北の農家 純粋な男心を弄ばれた被害者の心の叫び
5月16日13時17分配信 産経新聞


嫁不足…狙われる東北の農家
拡大写真
ジャパンgoビトウィン協会=大崎市内(写真:産経新聞)

 嫁不足-。東北の農家にとって深刻な問題を逆手にとるように、中年の独身男性を狙った悪質な結婚詐欺が横行している。宮城、山形両県で被害を名乗り出ただけでも約30件、被害総額約1億円。業者が仲介した韓国人や中国人の女は男性を結婚する気にさせると多額の金をせがみ、突然行方をくらませる。背後にブローカーの陰もちらつくが、捜査当局は詐欺容疑での立件には難色を示す。被害男性の怒りの声が切なく響く。「人生最後のチャンスだと思ったのに…。何とか金だけでも返してくれ」。(中村翔樹、吉原知也)

  [フォト]
「おらがまちに嫁を!」 記者が見た地方の“婚活”最前線

 ■「最後のチャンス」…家族の反対押し切り、結納金に300万円 

 宮城県北部の田園地帯。代々続く農家の跡を継いだ中年の男性が韓国人の女と知り合ったのは、昨年のことだ。結婚仲介業者を名乗る男が自宅を訪れ、唐突に「この女性と交際してみませんか」と提案してきた。

 男の背後には、伏し目がちに立つ若い女。男は「1週間暮らしてみてください。きっと気に入りますよ」とたたみかける。男性は不審に思いながらも、「断ってはかわいそう」と受け入れてしまった。

 しばらくして、男性は結婚を前提とした交際を決意。業者には、預金を切り崩して用意した「結納金」約300万円を支払った。家族からは猛反対されたが、「これまで女性との交際に恵まれず、農家なので嫁の担い手も少ない。これが最後のチャンスだと思った」と押し切った。

 ようやく手に入れたかに思えた伴侶(はんりょ)。だが、その幸せは長くは続かない。業者に金を支払った直後から、女が急に金をせがむようになった。

 「親に会いに帰国したい」「母国で運転免許を取得したい」「実家に借金がある」…。

 1回につき40~50万円の要求が何度か続き、さすがに預金が底を尽いて渡せなくなった。

 すると、女の態度は急変した。これまで朝早く起きて草むしりを手伝うなど、熱心に働いていたことがうそのように、怠惰な生活を送るようになった。

 そして、出会いから半年後のある日、「友人の結婚式があるから帰国する」と言い残して出かけたまま、戻らなかった。買い与えたブランド品の指輪やネックレスも見当たらなかった。

 被害男性は怒りをぶつけた。「女に未練はない。残された家族のためにも、何とか金だけは返してくれ」

 宮城県の被害対策弁護団によると、宮城、山形両県の男性から4月末までに約30件の相談が寄せられ、被害額は1人につき300~320万円程度。相談者は40~60代で、最も多いのが農家だった。

 被害男性は、宮城県大崎市にある2つの結婚仲介業者を利用。男性が新聞広告などを見て連絡すると、業者が一方的に中国人や韓国人の女らを連れてきて、1週間程度、共同生活を送るように勧めるという。

 この期間は「ホームステイ」と呼ばれ、親密な関係になれば、結納金名目の成功報酬を業者に支払う。金額は女性の容姿や年齢によって変わるというが、「一般の結婚仲介業者より割高」(弁護団)のようだ。

 ■外国人の嫁に活路…高齢の両親を勧誘? 警戒心の低さも裏目に

 なぜ、東北、とりわけ農家でこうした被害が広がっているのか。背景には慢性的な嫁不足があり、親類縁者から結婚相手を紹介してもらう習慣が根付いているという事情がある。

 この問題に詳しい行政書士の佐々木薫行氏によれば、結婚仲介業者が農機具の訪問販売などを装って独身男性を探し回り、女性を紹介するという手法が昔からあるという。続けて説明する。

 「地元の自治体がかつて、嫁不足解消の手段として日本人だけに頼らず、外国人を積極的に呼び寄せた経緯もあり、彼女たちを受け入れる土壌ができていた。悪徳業者はそこに目をつけたのではないか」

 外国人女性の斡旋(あっせん)の先駆けとされる山形県戸沢村では平成元年からの2年間で、村の支援事業によって11人が韓国人女性と結婚した。村は「東北の農村は嫁不足という共通の課題を抱えており、外国人女性との結婚にそれほど違和感を覚えないだろう」という。

 田植え作業が真っ盛りを迎えた宮城県大崎市。ここでも一時期、農家の男性と外国人女性の「結婚ブーム」があった。数年前に夫と死別し、50代で独身の一人息子と暮らす母親(80)が、約2年前の出来事を振り返る。

 息子の留守中に結婚仲介業者が自宅を訪れ、何度か韓国人女性を紹介された。息子に相談すると、「母親の介護で金がかかる。収入もそれほど多くない。紹介料を払ってまで結婚相手を見つける余裕はない」と見向きもしなかった。

 「まずは高齢の親を説得しようということだったのかしら」と母親。息子は後日、「自分がもう少し若かったら、話に乗っていたかもしれない」と打ち明けたという。

 母親は昔ながらの木造平屋の自宅を背にし、こう話して苦笑いを浮かべた。

 「もしお嫁さんがいてくれたら、毎日がどれだけ楽しくなるだろうと考えることがある。息子と2人暮らしを続けていくには、この家は大きすぎるのよ」

 嫁不足に加え、被害の広がりに拍車をかけているのが、農家の男性の警戒心の低さだ。出会って間もない外国人の女にあっさりとクレジットカードを預けてしまい、逃げられたケースもあったという。

 ある行政書士は「農家の男性が結婚相手に望むのは、食事を作り、洗濯し、風呂を沸かすという、昨今では少なくなってきている女性像。だから一時的にでも、外国人女性が熱心に家事をこなせば、簡単に気を許してしまう」と話す。

 春の田起こし、代掻き、田植えに始まり、夏の草取り、秋の収穫を終えるまで家族ぐるみの作業が続く米作りにおいて、嫁はのどから手が出るほどほしい貴重な戦力。関係者からは「言葉は悪いが、農家の男性の『誰でもいいから』という願望につけこまれている」という皮肉も聞かれる。

 今回の詐欺被害で新たな手口として注目されているのが、結婚を前提に同居しながら、結婚しないうちに女が姿を消す点だ。「結婚生活を一定期間過ごしてからいなくなる旧来の手口とは異なり、手っ取り早く金を奪う悪質な方法だ」と、弁護団長の菊地修弁護士は非難する。

 ■被害の自覚が希薄?…ブローカーの陰も捜査当局は立件に難色

 弁護団によると、被害男性の大半が女との同居生活を1年未満で終えている。計画的とも言える女の手口から、結婚仲介業者に外国人の女を供給するブローカーの存在を指摘する関係者もいる。

 「安定的に女を男性に紹介するには、ブローカーの存在が不可欠。女は男性の元を離れた後、ブローカーに金を渡している可能性もある。女を繰り返し利用することを考えれば、結婚して戸籍に残るようなことは避けるはずだ」

 結婚仲介業者の言い分はどうなのか。今回、被害男性が利用していた2つの業者のうち、「ジャパンgoビトウィン協会」は産経新聞の取材に対し、疑惑を真っ向から否定する。

 「約10年前から結婚仲介事業を開始し、これまでに多くの男性に女性を紹介してきた。責任を持って紹介を続けてきた。詐欺まがいの仕事をしていて、10年も会社は存続できない」

 紹介する女性には日本人も含まれ、ブローカーの存在についても「広告などで募った女性。ありえないことだ」と語気を荒らげる。

 捜査当局は、業者の行為が詐欺容疑に当たるかどうかの判断を保留する。宮城県警の捜査関係者によれば、業者が当初から男性の金を巻き上げる目的で女を紹介していたかどうかを立証する必要があり、それが障壁になるというわけだ。

 この捜査関係者は「業者が『出会いをおぜん立てしただけ』と言い張ればそれまで。成功報酬のような金を受け取っていても、それは他の結婚仲介業者もやっていること」として、違法性はないとの見方を示す。

 弁護団も「まずは集団訴訟で解決の糸口をつかみたい」として当面は刑事告訴を見送る方針で、6月にも被害男性向けの説明会を開くという。

 それでは、被害を食い止めるにはどうすればいいのか。今回紹介された女が、何らかの滞在資格を持って日本に居住していたことが、さらに問題解決を難しくしているという。ある行政書士は訴える。

 「最初からだまそうと思って紹介されてくる女を、結婚相手に困る男性が見抜くのは難しい。こうした問題に特効薬はなく、捜査当局や行政が一体で、詐欺被害にできるだけ早く気づかせる態勢を整えていく必要がある」

 弁護団によると、相談は被害男性の両親や兄弟からが大半で、本人が直接連絡してくることはまれだという。ある親は「息子に詐欺にあっているんじゃないかと忠告しても聞き入れてくれない。どうすればいいのか」と泣きついてきた。

 この期に及んでも、あきれるほどの純朴さを見せる被害者に、関係者は言い放った。

 「恥ずかしくて言い出せないのならまだしも、詐欺にあったことさえ自覚していないのであれば、手の打ちようがない」

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最終更新:5月16日13時17分

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ぼったくりバーなどとはちがって、被害者は あわれな弱者ではあるが、しかし、こういった詐欺事件は、社会的弱者による弱者の搾取という構図にみえてくる。しかも、これが、国際的な経済格差を逆手にとっている点では、加害・被害が逆転しているともみられる。■いずれにせよ、『負け犬の遠吠え』(酒井順子)を論じた旧ブログの記事ともからむが、結婚弱者というのは、どうしても発生する。しかも、東北の農家などは、家業として長男に依存しすぎという体質もあって、実にやっかいな構造がある。医者などとはちがって、地域内での転地もできないしね。移動できない資本というのは、基本的に資本主義のなかで敗者となる宿命をおびているし、そこに結婚戦略がからむと、勝者には普通なれない。
■そこにつけこむ業者はキタないのだが、前述したとおり、そこに国際的経済格差がからむのだから、被害・加害の関係性のなかで、安易に強弱、搾取・被搾取がいえない点が、なかなか複雑だ。

■基本的に警察がうごいても無意味だとおもう。■ふりこめ詐欺と同様のキャンペーンは有効だとおもうけど。
■「是が非でも結婚したい」という願望から自由になることしか、特効薬はなさそうだ。
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コメント

詐欺というよりも人身取引

これは詐欺ではなく人身取引じゃないでしょうか。
人の身を買った男性側の断ったら「かわいそう」というのは自分への憐憫かどうかわかりません。

農作業も家事・育児・介護等もたいへんですが、今では給湯器も普及しています。
追いだき機能のお風呂やコンピューター制御でスウィッチひとつで
温度も水量も調整できるシステムまで開発または普及しています。
そんな中、風呂炊きまで嫁にやらせるのはやりすぎでしょう。

農業も法人化して従業員を雇うようしないと、
嫁取りという形の人身売買をくりかえすだけでしょうね。

あと、インターネット通販で成功したら村八分がすごいといった閉鎖性もやめなくちゃ、嫁も婿もこないでしょう。
農業家事に夜のおつとめまでやるロボットを開発するのが人身取引をやめさせる手助けになるかもしれません。
しかし結婚信者には無理かもしれませんね。

セクサロイドとか

http://news.livedoor.com/article/detail/4566359/
 ↑ ■実は、着目していたネタなのですが、ギャラリーには ご婦人もいらっしゃるので、セクハラにならないよう、ひかえておりました。
■アニメ映画「イノセンス」にもでてきましたが、もはや「実用段階」にきており、「(男女の)負け犬富裕層」には、かなりの潜在的市場があるような気がします。
■そして、性的奉仕にかぎらず、ありとあらゆる心身ケアのロボット化がすすむとおもわれます。アイボがでた時点で、それは確実にはじまったと。■もちろん、「ファイナルファンタジー」などに、ヒトが違和感をぬぐえないように、リアルになればなるほど、なまみのヒトとのズレが浮上するという、チューリング・マシン的逆説が発生します。■利用者が、二次元コンプレックスの延長線上(触覚≒性感こみの動画)だとわりきって、自然さを追求しないのは可能としても、ロールプレイングゲームのヒロイン・ヒーローに、もえるような感情を、ケア労働ロボットにもとめられるか微妙ですね。


■このようにかいたのは、別に、オタ系男性むけのネタではなくて、ロリコン・アニメと同様、なまみの人間からの搾取をさける、プライベートな時空を確保することの必要性です。■資源浪費とか妄想の助長だの、いろいろ問題はあるかもしれませんが、私的に 世間には おみせできない事情をかかえこむのは、それ自体わるいことではなく、他者の尊厳を不当にきずつける行為でさえなければ、介入すべきではないと。■みのまわりの世話だって、なまみの人間の労働を搾取するばあいに問題なのであって、ロボットなら、粗末にあつかうかどうかさえ、個人の自己責任の領域だと。

■「なぐるオトコ」になりはてることをさけるために、「なぐられる男女ロボット」といった、暴力に耐性のある 丈夫なアンドロイド系「サンドバッグ」(すなぶくろじゃないけど)だって、技術的にはありでしょう。■想像するだけで、気色わるいけど、犯罪をおかさないための 防止装置としては、きわめて有効かもしれない(いや、もう「実用化」されているかも…)。

純粋って?

そうですね。ロボットもかなり開発されて、あとは商品化や普及を目指すばかりですね。

あと、産経の記事の見出しにある「純粋な男心」という見方。
十代の少年でもあるまいに、「東北」「農村」とくれば40代以上の男性まで「純粋」と結びつける産経見出し部の発想も、なんだか。。。
これは都会人の田舎幻想でしょう。
また中・韓人を一方的な悪者にしたてあげる。そして日本人(や男性や家と村)をかばいたい心性が丸出しですよね。
仮にも人身取引という国際犯罪をしておきながら、「純粋」も、警察に相談もなにもないような気もするのですが。

二重のオリエンタリズム

●性的慰撫という目的では、女性のみなさんの方が、ロボット導入などで先進的かもしれませんね。

●それはさておき、東北の美化(「ふるき よきニッポン」イメージ)と、中韓への あからさまな侮蔑は、オリエンタリズムの典型例ですね。●「結婚生活を一定期間過ごしてからいなくなる旧来の手口とは異なり、手っ取り早く金を奪う悪質な方法だ」とか、弁護士さんが、感情的になっていますが、「結婚=長期デカセギ」による送金だったら、詐欺じゃなくて、共存共栄だとでもいうのでしょうかね? それじゃ完全に帝国主義者でしょ…。●いまどき、恋愛詐欺だって横行しているのに、「結婚生活を一定期間過ごしてからいなくなる旧来の手口」が悪質じゃないといった感覚も、ヘン。本文でもかきましたけど、加害・被害といった構図ではわりきれない、関係性の強弱の複雑さがあって、詐欺かどうかといった問題も、グラデーションのようにおもわれます。●ま、今回の一連の問題は、計画的な詐欺なんでしょうけど、詐欺にあわなかった男性たち、これまでの農村地域は、「搾取者」だったという自覚は、いつめばえるのか?
●といっても、そういった自覚が自然にめばえるぐらいなら、こういった「ヨメ不足」問題だとか、詐欺騒動も、おきっこないとおもうんですけどね。●産経の記者はもちろん、弁護士さんともあろうエリートたちでも、そのヘンの構造が全然みえてないところが、大問題ですね。

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