Author:ハラナ・タカマサ 【原名高正】誕生日:ニーチェ/フーコーと同日職業 :サービス労働+情報生産 日本版ポリティカルコンパス政治的左右度:-7.6 経済的左右度:-5.19【位置 リベラル左派】前ブログ: 『タカマサのきまぐれ時評』
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テーマ : 沖縄米軍基地問題 - ジャンル : 政治・経済
タグ : ハイパー独裁1984年真理省安全ナショナリズム
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ポチ保守の本領発揮
「服従-安全-愛国」という神話
●いずれにせよ、『知の政治経済学』(http://harana.blog21.fc2.com/blog-entry-1203.html)も指摘しているとおり、沖縄人≠日本人という、ロコツな差別意識=反愛国的・売国的姿勢が再確認される日々ですね。ここまで厚顔無恥だと、あきれて絶句です。●ずっと わすれないようにしましょう。かれらが なにを くちばしったか? どうふるまったか? オバマ政権の関係者のことも おぼえておきましょう。無自覚で偽善的な帝国主義者たちのことを。
その最たるものが天皇
その最たるものが天皇ですね。もっとも、琉球(沖縄)に対しても天皇は、まったくこころのこもってないことが明白な、とおりいっぺんの、それでいて税金は(無駄に)かけている慰問はしますけどね。
でも、以下の様な記述もあるので、琉球人民をだましつづけるのはむずかしいとおもうよ。どうするんだろね?右派どもは。
http://blog.goo.ne.jp/naha_2006/e/8ae09b6a6a054ebb696877787f879a06/?ymd=201003&st=0
というか、そもそも、天皇などという人間ふぜいを象徴としてまつり、そして天皇のみを「日本」のアイデンティティとしてきた右派どもは、冷泉家(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%B7%E6%B3%89%E5%AE%B6)にくらべてさえも進歩的ではあるまい。冷泉家の様に伝統をまもるならまもるで一貫していればひとつの立場といえるが[注]、「進んでアメリカン・ウェイ・オブ・ライフのモデルとな」(『天皇とアメリカ』(集英社新書)237ページ)った天皇なんかを、本気で日本のアイデンティティの核としつづけられるとおもっているの?だとしたら、「無節操であることが私のアイデンティティ」と自分からばらしてしまっているのと同義だよ。それでも天皇を(「和」食や「和」服や「日本」の物語や「日本」語ではなく、天皇のみを)アイデンティティの核としつづけるなら、そんな伝統破壊の非国民は「日本」からでていくべきだね。今日もまた梅干し・竹の子・こんにゃく・山菜といった和食をたべた貝枝にくらべて保守的であるという証明ができないのであれば。
[注]余談かもしれないが「上冷泉家の冷泉為臣(第22代当主冷泉為系の長男)は中国へ出征し、戦死した」という記述もあるな。戦死者をだせばよいというわけではないが、すくなくとも自らの詔勅ではじめた戦争については、負けたら自害するのが筋。自害どころか退位というもっとも穏健な責任のとり方さえしめさなかったヒロヒトは冷泉家とはえらいちがいだ。
ポチ保守の思考停止
産経は日本の中でも特殊に極右的な新聞で、保守系の読売よりも日経よりも右よりです。
また欧米メディアには各国の外交利害や人種主義がかくれている可能性があります。
中韓のメディアは各政府の手先と断じるくせに、欧米、とくに米メディアは中立と思いこむ根拠は何でしょう。
また総理のファッションにまでいちゃもんをつけたりするところまでくると、全く理解できません。
だいたいあのかりゆしウエアは、イエローのはっきりした黄色ではなく、薄黄色またはとうもろこし色、
またはクリーム色ともいうべき淡い黄色でした。
それを無理にイエローカードと結びつけるのは連想ゲームとして無理があります。
さらに迷いやゆれなど首相の人間としての自然な感情表現を全部否定する右翼は、
感情も考えもないロボットが首相にならないと気がすまないのでしょうか。
またはすべて密室政治で、表にはきれいなかっこいいところだけが現れなければ気に入らないのでしょうか。
議論の紆余曲折・丁々発止がオープンであるのをなぜよしとしないのでしょうか。
一部のメディアをうのみにする思考停止、不毛な感情論で「国が守れる」「日本のためになる」とでも思っているのでしょうか。
歴史が大事ならなぜ史料批判という発想もないのか。
そもそも、ダグラス・ラミスが言うように米が日本を侵略しようとしたらできる状態であるのが分かれば、
日本から米基地は出て行けと言うのが先決なのに。
なぜ米軍兵士の犯罪を、日本の裁判所で公平に裁けないのか、ポチ保守は考えるべきでしょう。
なんだかポチ保守は、外交においてもこうでは、
いざ戦争がはじまったら真っ先に祖国を裏切り、敵国のスパイにでもなりそうですね。
オバマも黒人として差別された経験がないか乏しい人です。
だったら差別される側の立場や気持ちなど二の次のはずです。そりゃ大統領になったら保守化していても不思議はありません。
大統領が黒人だからといってほかの大半の黒人の地位があがるわけではないのです。
スペクタクルに惑わされないようにしたいものです。
洋魂洋才と防衛機制
●結局のところ、連中にとってのナショナリズムというのは、支配のための方便にすぎなくて、愛国心などないわけです。良心的な右翼がきづいているとおり、愛国心を支配のための道具とみなし、敵を構築し非難するための武器として利用しているだけ。●だからこそ、要所要所で、本質が露呈する。つまりは、連中にとってのナショナリズムというのは、欧米列強からの圧迫感に対抗するための防衛機制でさえない。支配層が大衆に絶対に秘匿しなければならない、公言できない支配の秘密。顕教にできない支配層むけ「密教」です。
●その意味では、対米追従は、密教の部分と、トラウマによる反復神経症的な防衛機制部分をわけて論ずる必要があるでしょう。●改憲をいいたて、あたかもそれが現在の歴代米国政権の真意であるかのようにのべる ネジれは、茶番を意図的に工作しているので前者。しかし、某空軍幹部のような、アメリカばなれを公言する右派(自主防衛論者)は、後者の突出部分(KY層)。そして、歴代の伝統的保守本流部分は、後者の主流部分(KYY=空気よみすぎ層)だとか。
●もちろん、田中宇さんが着目するとおり、アメリカ主流部の一部は、ユダヤ資本などの意向を暗にうけて多極化をひそかにはかり、一見アメリカ国民や在来資本にとって売国的ととれるような不可解な行動をとりますので、それと、今後の新保守主義や新自由主義各層が、どう呼応するのかは、注意して監視しなければなりませんが。
●それからすると、産経等の、ポチ保守の言動は、現在どんどん影響力を低下させているので(部数のおちこみは、同情されるほどです)、いちいち反応して分析をする意味がなくなってきつつあるでしょう。●つぎによむべきは、アメリカ政財界が中国政府や資本のうごきに連動して、日本の支配勢力のどこを本気で利用するつもりかですね。●はっきりいって、自民党の凋落ぶりと、鳩山・小沢政権の人気のなさによって、うけざらをどうしていいか、アメリカは困惑しているとおもいます。まだ、東アジアの経済的中核を中国一国にまかせるといった段階にないことは、あきらかで、すくなくとも、安定的な経済大国として軌道にのるまでは、東アジアの多極的な経済圏を前提にしているでしょうし。
『宇宙戦艦ヤマト』(一作目)でさえも「日本」の右翼には革新的すぎる点について
かつてはわたしも『宇宙戦艦ヤマト』など当時のほかの漫画やアニメとくらべても国粋主義的であると感じたものだが、いや、その感じかた自体はまちがっていないだろうが、一切の責任をとらずあまつさえ自国の民衆(琉球人民)を敵国にうりとばした/tenno:/なしでは国家主義自体をなりたたせられない「日本」の右翼など、相互平等的な国家主義という現代社会の約束(お約束)さえもまもれない存在なので、みずからの心性がドメルや沖田に遠くおよばない、1974年放映の国家主義アニメに遠くおよばない、との告白を遺して総員自害すべし。
日米関係に関連して原田武夫氏の新刊を紹介します。
紹介ブログを紹介
↑ おもしろそうですね。
すぐかって よめるかどうかは、微妙です。「宿題」山積ですし。
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