プロフィール

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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安全性の確認、なんてのは、タテマエの「もんじゅ再開合意」

「もんじゅ」関連記事の続報。


新幹線「着工」カードに駆け引き 福井県、もんじゅ再開合意
SankeiBiz 2010.4.26 11:43
 当初3月中の予定だった高速増殖炉原型炉もんじゅ」の運転再開をめぐり、了承の判断を保留している福井県の西川一誠知事が26日、事実上の最終手続きに当たる国との協議にようやく臨んだ。時間を要したのは、再開に伴い県側が求めた地域振興策で国との駆け引きが長期化したためだ。

 県側が特にこだわったのは、約40年にわたる「県民の悲願」(知事)となっている福井への北陸新幹線延伸。だが、同様の未着工区間は北海道と長崎県も抱えている。

 国土交通省は、夏までに3路線の着工優先度を判断する方針を示しているため、西川知事らはもんじゅを“政治カード”に国への働き掛けを強めたが平行線をたどった。国交省が担当する新幹線問題を、もんじゅ管轄の文部科学省を窓口に行う“矛盾”も指摘され、文科省では「引き伸ばすのはお互いに不幸」との不満も。「しつこくて逆効果では」(民主党同県連幹部)との声が地元からも出始め、知事側は了承の潮時と判断したとみられる。

もんじゅ14年半ぶり運転再開へ 福井県知事と経産相、文科相が合意
SankeiBiz 2010.4.26 10:26

 福井県の西川一誠知事は26日、東京都内で川端達夫文部科学相、直嶋正行経済産業省と会い、高速増殖炉の原型炉「もんじゅ」(敦賀市)の運転再開を了承する方針を伝えた。原子力安全・保安院による検査などを経て5月上旬にも運転が再開される見通し。平成7年12月のナトリウム漏れ事故による停止以来、14年半ぶりの再開となる。

 西川知事は協議結果を持ち帰り、河瀬一治・敦賀市長の意向を確認した上で、週内に地元であらためて文科相と会談、再開了承を正式に伝える方針だ。再開は当初、3月中の予定だったが、再開に向け県側が求めた福井への北陸新幹線延伸など、地域振興策で国との駆け引きが長期化し、県側が了承の潮時と判断したとみられる。

 高速増殖炉は運転しながら核燃料を増やせる「夢の原子炉」とも呼ばれ、資源小国である日本にとって重要な技術。政府は、使用済み核燃料を再処理して利用するプルサーマル発電とあわせて、核燃料サイクルの中核に位置づけている。

 地球温暖化対策として、発電時に二酸化炭素(CO2)を排出しない原子力発電への期待が高まっており、もんじゅの重要性も増していた。

 もんじゅは出力28万キロワットの発電が可能な原型炉。昭和58年に国の設置許可を受け、平成6年に初臨界に達した。しかし、7年12月に冷却材のナトリウム漏れ事故を起こした。

 ナトリウムは空気や水と触れると激しい化学反応を起こすため扱いが難しいうえ、当時、運転していた動力炉・核燃料開発事業団(動燃)が事故を撮影したビデオを一部隠蔽(いんぺい)するなどして不信を買った。

 その後、事故部分の改造工事や、動燃の解体と日本原子力研究開発機構の発足などを経て今年2月、原子力安全委員会は安全性を確保できる体制が整ったと確認し、地元の了解を待っていた。政府は、平成37年に出力50万~75万キロワットとした実証炉、同62年までに、150万キロワットの商業炉へとつないでいく計画だ。





「もんじゅ」運転再開へ なぜ遅れた、安全性は…
SankeiBiz 2010.2.22 20:34
 国の原子力安全委員会は22日、平成7年のナトリウム漏れ事故で停止中の高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、運転再開を容認した経済産業省原子力安全・保安院の評価を妥当と結論づけた。再開に向けた国の手続きは終了し、残すは「地元の了解」だけ。福井県の西川一誠知事は近く、事業者の日本原子力研究開発機構と協議した上で、再開受け入れを表明するとみられる。日本の最高技術を集約した「夢の原子炉」。なぜここまで遅れる事態になったのか、理由を探った。

 ■“事故隠し”も

 運転再開が遅れている最大の原因は、根強い「原発不信」にある。国際基準によると、ナトリウム事故は危険レベルを示す8段階のうち下から2番目に位置し、「軽微なトラブル」(原子力機構)にすぎなかった。

 しかし、事故発生から1時間半も原子炉を止めなかったことや、焼け落ちたダクトの映像をカットして公開ビデオを編集する“事故隠し”を行ったことが発覚。設計上の問題や、地元への通報が遅れたことなどに対しても批判が相次ぎ、その後、当時の担当者が自殺する不幸も招いた。

 19年には確認試験中にナトリウム漏れを示す誤警報が発生するなど、度重なるミスに再開目標を4度も延期した。設置許可の取り消しを求める行政訴訟や、運転差し止めを求める民事訴訟も起こされ、再開への道のりは険しかった。

 ■安全性の課題

 22日の安全委で鈴木篤之委員長は「もんじゅは長年経験を積んだ軽水炉とは違う。原子力機構には謙虚に学ぶ姿勢が必要だ」と指摘。ほかの委員からは積極的な情報公開や、職員の能力向上を求める意見が出た。

 原子力機構は、ナトリウム漏れに備えた改造工事や機器の点検作業、トラブルの連絡態勢の改善などを終え、運転再開は可能とする報告書を国に提出。プラント全体で約3万1千カ所に及ぶ点検も実施した。

 原発不信を払拭(ふっしょく)するため、原子力機構が現地で始めた見学会や報告会には延べ約180万人が参加。市民向けの出前講座も昨年7月までに1千回開催したという。

 敦賀市の河瀬一治市長は22日、「地元として、安全性がしっかりと確認されることが重要であり、(安全委の結論に)安心した」とコメントした。

 ■「夢の原子炉」

 もんじゅは、データを集め性能を確認する「原型炉」としての役割にとどまるが、得られたデータで15年後の「実証炉」、40年後の「実用炉」の開発につなげ、最終的に商業ベースに乗せることが目標だ。

 原子力機構の柳澤務特別顧問は「資源の少ない日本にとって、国家の存亡をかけた技術開発になる」と強調。地球温暖化防止に向けた二酸化炭素の縮減にも大いに役立つと期待する。

 欧米では、巨額な開発費などを理由に開発から撤退しているが、一方で、旺盛なエネルギー需要のもとに中国やインド、ロシアなどでは商用化への研究を加速しており、日本の技術は注目を集めている。

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■「かたるに おちる」とは、このことだ。二酸化炭素排出削減といったタテマエも、「結論ありき」から あとづけで
もちだされた「利点」。「夢の原子炉」といった妄想(としか、「外野」からは みえないが…)がまずあって、安全性なども、技官たちが作文しただけなんだろう。■しかも、この「再開合意」とやらが、新幹線との政治的バーターだったっていうんだから、わらってしまう。
■しかし、「。国交省が担当する新幹線問題を、もんじゅ管轄の文部科学省を窓口に行う“矛盾”」ってのは、そんなに問題か? 逆にいえば、まどぐちが一致していれば、政治的交換が成立しえたかもしれない、っていう、それこそ大問題じゃないか? ■このヘンが、政治部・経済部記者たち、政治家たちの、基本的に鈍感っていうか、自分たちの土俵によっぱらってしまっている証拠。「それも政治的現実」だなどというんなら、うすぎたない「交換」を散々やらかしている、ってことを白状しているようなもんだ。

■政治家・官僚たちが、どういったことをくちばしり作文したか。メディアが、どんな風に整理・論評したか、ずっとわすれずにおこう。

■「直嶋正行経済産業」ってのは、変換ミスだろう。わかるけどな(笑)。
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テーマ : 地方行政と政治 - ジャンル : 政治・経済

タグ : 安全 ハイパー独裁 1984年 真理省

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コメント

いわんこっちゃない

もんじゅトラブル 敦賀市長「なんでこのタイミング…」

『朝日』2010年4月27日13時48分

 27日未明に判明した高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の機器故障。14年ぶりの運転再開に向けて国と福井県が合意した直後のトラブルとあって、地元の関係者らは戸惑いを隠せなかった。

 「なんでこのタイミングなのか……」。もんじゅがある敦賀市の河瀬一治市長は27日朝、報道陣からナトリウム漏れ検出器の故障について問われ、思わず首をかしげた。

 26日には、西川一誠・福井県知事と川端達夫・文部科学相、直嶋正行・経済産業相が会談し、運転再開を前提に安全確保策や地域振興策で合意。河瀬市長も「大きな進展」と喜んだばかりだった。

 河瀬市長は「もんじゅの職員も一生懸命やっている。プラントだから故障はでる」などと、事業主体の日本原子力研究開発機構に配慮を見せた。

 一方、故障の報告を受けた西川知事は「詳しく聞いてみないとわからない」「(事故の)程度がわからない」と明言を避けた。

 2008年3月に1次冷却系の検出機器で誤作動があった際には、同機構から地元への通報が3時間かかり、批判の声が出た。昨年も同様のトラブルが続発。同機構は昨年11月、再発防止策を盛り込んだ報告書を国に提出している。

 行政関係者は「今回は単純な機器トラブルだが、これが大きな問題とされれば、もんじゅは最低あと1年は動かない。最悪、廃炉だ」と話した。

 川端文科相は27日朝の記者会見で「なぜブロア(機器)が止まったかということはこれからの課題だが、多少の不具合は起こりうる。関係各所に連絡するということでは冷静、迅速に対応できた」と語った。直嶋経産相は会見で、同機構の対応について「ルール通り速やかに対応した」と評価。運転再開への影響については「あるともないとも明確にはいえない」とした。

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■もともと、「かみのみぞしる」の 未完成技術の領域を、密室で「専門家」たちが、ゴチョゴチョ処理しているわけで、警察・検察のとりしらべ過程同様、可視化されたためしがない。要するに、外部からの批判精神が機能しない、うちわだけの世界が何十年もつづいている。まっとうに機能するはずがないんだが、それが 潜在的原爆だっていうんだから、どうしようもない。■軽微な事故とかいった発表自体が、全然信用ならないしね。「前科何犯」だった? かぞえきれなくて、混乱しているよ。各地で、おきるし。

たんぽぽ舎より

たんぽぽ舎です。【TMM:No915】
                      転送歓迎です

     ☆☆★サクラと環境汚染の全国調査が順調★☆☆

       今年で7年目。全国各地から報告書、届く

① 7年目のサクラと環境汚染、放射能汚染の調査が、全国的に
 心ある人々の協力で順調に進行しています。6年間の蓄積が生
 きていると思われます。4月22日(木)『7年次調査、第4回打
 ち合わせ会』が、たんぽぽ舎会議室で開かれ、(イ)今年の中間
 集約と特色、(ロ)今後の日程=調査表の残りの地域の集約と原
 稿集約、第7集の報告集の発行等について打ち合わせをしまし
 た。その要旨の報告です(第1回1月28日、第2回2月25日、
 第3回3月8日)。

② 7年次の中間集約と特色は次のとおり
イ、今年は天候不順で、寒い日と暖かい日が交互に続き(地球寒
 冷化の到来?!)、サクラの開花に大きく影響し、サクラの調査
 日の設定に苦労しました。7~8分咲き位の時が、調査に好都合。
ロ、サクラ(ソメイヨシノ)が全国的に高齢化してきていて、花に
 元気がないことや、テング巣病の多発(静岡・浜岡原発の周辺)の
 指摘もありました。
ハ、全国から送られて来た調査表の自由記入欄には、各調査者のい
 ろいろな感想がたくさんつづられていました。
ニ、調査地点(調査表の到着分)は、次の通り
 九州―宮崎県宮崎市、福岡県(玄界原発の周辺)、四国愛媛県、
 広島県(原爆サクラ)、富山県、福井県(「もんじゅ」の周辺)、
 愛知県、岐阜県、神奈川県(横浜市、横須賀市=原子力空母)、
 石川県金沢市、新潟県、東京(都庁周辺、杉並区、練馬区、江
 戸川区)、長野県松本市、埼玉県(清掃工場そば)等。
ホ、4月20日を「調査表・写真・報告文の3点セット」の第1次
 〆切り日としていましたが、上記のように全国各地から、30点
 近くの報告書が寄せられました。プルサーマルの玄海原発の調
 査、東京江戸川区の清掃工場近くの調査、長野県松本市の産廃
 施設近くのサクラ調査などは、今年度の新しい調査です。
 新しく参加された皆さん、ごくろうさまでした。
へ、サクラ開花がまだのところ(地域)は、次のとおり
 宮城県(仙台)、岩手県、青森県、北海道など。六ヶ所再処理工
 場の青森県での調査者の発掘に苦労しました。

③ 今後の日程(予定)と第7集の編集・発行の作業日程
イ、調査・報告書のまだの地域は調査終了次第、なるべく早めに、
 お送り下さい
ロ、第5回打ち合せ会(主に分析と編集)を5月6日(木)に開き
 ます(19:00~21:00)関心のある方の参加を歓迎します。
 会場:たんぽぽ舎
ハ、第7集の調査報告集(カラー4頁を含む40-50頁)は、5月下旬
 の発行を目指します。(昨年より早めに発行)
 その役割分担は、集計表づくりを奥田さん、茂野さん、パソ
コン打ち込みは加藤さんプラスほかの方、編集は山田さん、
連絡担当あつみさん、原稿集めは柳田等々。財政援助を大竹
財団から受けています。
 今後も、みなさんのご協力をお願いします。
      文責 柳田 真(サクラ調査ネットワーク事務局)

連絡先:「サクラ調査ネットワーク」たんぽぽ舎内
  TEL 03-3238-9035(13:00~20:00)
     担当:柳田真

余談ですが

余談ですが、ハラナさんのコメントの冒頭「かみのみぞしる」が「かにのみそしる」に見えてしまった。おなかへったせいだな。でも、この時間に夜食たべたら、またふとるだろうからガマンします。以上、マジで単なる余談でした。

蛇足

「かみのみぞしる」→kaminomizosiru
「かにのみそしる」→kaninomisosiru

m/n 鼻音
z/s 有声/無声
大脳内で混乱して、タイピングミスしても当然の類似音ですね。

もんじゅネタ


3年間も「試運転」しないといけない、異様なシステム

事故から14年 もんじゅ運転再開
<日テレ 2010年5月6日 12:08 >
 ナトリウム漏れ事故から14年5か月、事故で運転を中止していた高速増殖炉「もんじゅ」(福井・敦賀市)が6日午前、運転を再開した。

 もんじゅは6日午前10時36分、原子炉を再起動させた。8日にも核分裂が連続的に起きる「臨界」に達する見通し。

 もんじゅはウラン資源の乏しい日本で、ウランだけでなくプルトニウムも燃料として使い、燃やした以上の燃料を生み出す高速増殖炉の研究開発用のプラントで、日本の原子力政策の要と位置づけられていたが、ナトリウム漏れ事故以降、約14年間停止していた。

 長期間止まっていた原子炉が安全に動くのかどうかなど地元には不安もあるが、もんじゅは今後3年間、試運転を行い、13年度の本格運転を目指す。

再度もんじゅネタ

たんぽぽ舎です。【TMM:No924】
                       転送歓迎です

       「もんじゅ」反対の声を高めよう
     「夢の原子炉」は、ハッタリ、「増殖」はウソ
      原発事故が起きる前に、原子力から撤退を

     2つの行動のご案内  たんぽぽ舎も参加します

1.「もんじゅ」はいったいどうなっているの!?
大事故の前に「もんじゅ」を廃炉にするしかない!(仮称)

日 時:5月20日(木)午後6時30分~8時30分ごろ
会 場:渋谷勤労福祉会館 03-3462-2511
    終了後パレード(予定)
    パレードは会館前スタートでハチ公前の大交差点を
    左折して駅近くの 宮下公園入り口で流れ解散
    (予定/約10分ほど)
報 告:高木章次 
ゲスト:伴 英幸さん(原子力資料情報室/予定) 
    ほか交渉中
資料代:500円(予定)
主 催:ストップ・ザ・もんじゅ東京
    TEL 03-5225-7213 FAX 03-5225-7214
5/12現在


2.「もんじゅ」緊急院内集会★まだ予定です★

 運転再開直前に2次系ナトリウム漏えい検出器(RID)が故障した
 にもかかわらず、国も県も原子力機構も運転再開を強行しました。
 しかし、案の定、連日のように警報が鳴り、制御棒挿入操作ミス
 などトラブルが続出しています。小さなトラブルが大きな事故に
 つながりかねません。
 緊急ですが、下記のようにヒヤリングを行います。
 ぜひ、ご参加ください。

 日 時:2010年5月21日(金) 
場 所:衆議院第二議員会館  第2会議室
 10:30~11:00 状況について
     報告 小林圭二さん(元京大原子炉実験所講師)
 11:00~12:30 ヒヤリング 要請相手:保安院、原子力機構

   ・2次系ナトリウム漏えい検出器の故障問題
   ・連日出ている警報に関して
・制御棒挿入操作ミスに関して
   ・広報体制について

呼びかけ議員
服部良一(衆)、近藤正道(参)、川田龍平(参)、平山誠(参)

主 催:脱原発政策実現全国ネットワーク
事務局 ストップ・ザ・もんじゅ
〒573-0028 大阪府枚方市川原町1-5
      Tel&Fax 072-843-1904

※5/21「もんじゅ」緊急院内集会は、予定ですので、参加可能の方は、
 念のために、5月20日夜8時までにたんぽぽ舎(03-3238-9035)に
 電話でご確認ください。

再度再度もんじゅネタ

たんぽぽ舎です。【TMM:No925】
                       転送歓迎です

     
 もんじゅ再開反対をアピールするための今週の2つの行動のお知らせ
  「もんじゅ」と再処理はセット。
たんぽぽ舎も参加しています。ぜひご参加下さい。

毎月定例で再処理反対の2つのアピール・抗議行動をしていますが、
今回は特に「もんじゅ」再開強行に強い抗議をするため、
皆様もご参加下さい

1 5月26日(水)6:30~7:00  経済産業省別館前
   内容は、ビラまきとアピール。後半に経済産業大臣に対する申入れ文
  (抗議文)を読み上げ、手渡します。
   ぜひご参加下さい。あなたの抗議文も大歓迎 
     (毎月第4水曜日に行動しています。)

2 5月30日(日)銀座デモ  水谷橋公園(銀座1丁目)集合 
    1:45集合 2:00出発
   再処理反対に加え、「もんじゅ」再開に対する抗議を横断幕等で
   アピールします。
   ぜひご参加下さい。


再度再度再度もんじゅネタ

たんぽぽ舎です。【TMM:No926】
                       転送歓迎です

      ☆☆★「もんじゅ」を廃炉にせよ!★☆☆
        再処理工場の再開作業を中止せよ!
      経産省原子力安全・保安院別館前で抗議活動
    8つの団体・個人が「廃止せよ」申し入れ文を提出

◆5月26日(水)18時より19時15分まで、経産省原子力安全・保安
 院別館前で『「もんじゅ」を廃止せよ!』、『六ケ所再処理工
 場の再開へ向けた全作業を中止せよ』のマイク・ビラ情宣と抗
 議・申し入れ文提出がおこなわれました。
 これは、2004年12月から毎月1回第4水曜日におこなわれてい
 るもので、あしかけ7年、66回目に当たります。
 主催は、「再処理とめたい!首都圏市民の集い」

◆5月26日(水)は、前半の18:00~18:30を新しく設定したもので
 「もんじゅ」中心に保安院へ抗議活動、後半は、定例の18:30~
 19:00は従来通りの「再処理工場NO」でやりましたが、全体と
 しては『「もんじゅ」運転やめよ』が濃い行動となりました。

◆「もんじゅ」を廃炉に!『夢の原子炉「もんじゅ」はウソ-「
 増殖」はハッタリ!』
 『海に空に放射能を捨てるな-再処理工場はいらない!』等の
 大・中の横断幕が7つ、ノボリ旗2本がひるがえる小雨の中で
 の抗議行動。前段では、日本山妙法寺のたいこの音もたのもし
 く響き渡りました。

◆経産省職員、保安院職員、通行人へ配られたビラの見出しは次
 のとおり-『続発する17件の保安規定違反、試験再開に向けた
 すべての作業を中止すべきだ』『固化セルの室内圧管理で保安
 規定違反、固化セルは大量漏洩した高レベル廃液によりすさま
 じく汚染』『プルトニウムを含む分析液のズサンな管理』『安
 全を無視して無駄で何らの展望もない政策にしがみつく国』『
 トラブル続きの「もんじゅ」の運転をとめよ』など。

◆この後、原子力安全・保安院へ次の8団体が抗議申し入れ文を
 読み上げ、手交しました。
 ◎たんぽぽ舎
 ◎ストップ・ザ・もんじゅ東京
 ◎ふぇみん婦人民主クラブ
 ◎日本消費者連盟
 ◎ストップ原発&再処理・意見広告の会
 ◎原発を考える品川の女たち
 ◎「もんじゅ」を廃炉に!連絡協議準備委員会
 ◎核開発に反対する会

                     文責、柳田 真

たんぽぽ舎より

たんぽぽ舎です。【TMM:No933】
                       転送歓迎です

 たんぽぽ舎が、読み合わせ会員に限定配布している
「原発いっしょになくそう よせあつめ新聞」に隔号連載されている
「今月の原発」の文章を転載します。(No389-「5月前半号」掲載)
ご参考になれば幸いです。

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 ……車の運転を教えるのにブレーキの踏み方を教えていないに
等しい。
そんな教習所では免許を取るどころか路上教習にも出られないだろ
うが、「もんじゅ」の場合はそのまま高速道路を運転させているよ
うなものである。
 教育体制はずさん、技術レベルも低く、このまま運転を続けるな
ど言語道断。
直ちに運転を止めるべきだ。
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     ☆☆★現実を直視しよう★☆☆

           《たんぽぽ舎 山崎久隆》

 資源問題と「もんじゅ」

 「もんじゅ」の運転開始に伴い、報道で取り上げられる機会も増えた。
 NHKクローズアップ現代など、多くの報道番組では「もんじゅ」の目的を
「プルトニウムサイクルの確立による先端エネルギー技術の開発」としている。
もちろん原子力長期計画や原子力研究開発機構(位下機構)の主張がそうなって
いるからなのだが、クローズアップ現代のように時間をかけて報道している番組
をのぞきほとんどはその定義づけに何の注釈も加えないため、あたかもそれが事
実であるかのように表現されている。
 「高速増殖炉」の意味は、「高速中性子を核分裂反応に利用しながら、炉心燃
料とブランケット燃料部でウラン238をプルトニウム239に変化させ、核分
裂を起こしたプルトニウムよりも多くのプルトニウムを蓄積する炉」である。こ
のうち「プルトニウムの増殖」については掛かる時間を無視してトータルで1倍
を超えると増殖したとするので、たとえ100年掛かろうとも1.0倍を超えれば
良いことになる。そのため、非現実的な想定がまかり通っている。
 壮大なウソの羅列の前に、一般には「もんじゅ」は危険でも必要なものと捉え
られている現実があるが実際には危険な上に無駄なのだ。
 「もんじゅ」が作り出すプルトニウムは、核分裂を起こしたプルトニウムの2
倍になるためには90年かかる。二倍かかる時間のことを「倍増時間」という。
最も楽観的な計算でも45年というから、ほとんど炉心寿命ほど動かしてももう一
つの炉心を作る能力はほとんど無い。しかも炉心を作るためには使用済の燃料を
再処理し、プルトニウムを取り出さなければならず、そのための再処理施設が必
要なのだが、その施設は現在存在しないし、計画中のRETF(リサイクル機器
試験施設)も、高速炉常陽と「もんじゅ」のブランケット燃料という、核分裂を
している炉心ではなくその周辺燃料の再処理をするための試験施設であり、「も
んじゅ」や常陽以外の原子炉の燃料を再処理することも出来ない。
 理屈と現実の間には大きな溝があるのは常のことだが、高速炉は核融合炉と同
様に困難を極め、最終的には実現しないだろう。
 高速増殖炉に発電能力をつける場合、現状ではタービンを回す他はないので、
水系統が必要だ。これにより危険性が急激に高まってしまう。
 ナトリウムと水を、薄い金属を介して接する構造をとらざるを得ないため、水
とナトリウムの反応事故が軽水炉にはないリスクとなってふりかかる。
 これを回避できない限り、ナトリウム炉を量産することなど到底不可能なのだ
が、見通しも全くない中で高速炉が軽水炉に取って代わるなどと勝手に想定され
ている。
 少なくても資源的に何らかの意味がある規模まで高速炉を造るとしたら現状の
比率を維持するためだけでも400基以上の高速炉を建設しなければならず、3割
や4割といった主力電源となるためには2000~4000基は必要となろう。それ自体
が経済的にも到底不可能な上、毎年どこかでチェルノブイリ原発事故に見舞われ
るかもしれないリスクを抱える。そのようなものが資源対策になるはずはない。

 トラブル続き

 動き出した「もんじゅ」では、早速いくつものトラブルに見舞われている。そ
の中でも制御棒の挿入方法を運転員が知らなかったという事態まで起きている。
 5月10日夜、調整用制御棒は最終段階で3ミリを残して停止していたが、これ
を全挿入させようとした運転員は、挿入ボタンを何度も「短く」押したが制御棒
が入らないためいったん作業を中断した。しかしこの制御棒は、挿入ボタンを
「長押し」すれば挿入できたのだという。この操作方法を運転員が知らなかった
ために起きた事件だが、制御棒挿入方法をちゃんと教えていないのに運転を再開
したことに驚愕の言葉以外何を言えばいいのだろうか。
 車の運転を教えるのにブレーキの踏み方を教えていないに等しい。そんな教習
所では免許を取るどころか路上教習にも出られないだろうが、「もんじゅ」の場
合はそのまま高速道路を運転させているようなものである。
 教育体制はずさん、技術レベルも低く、このまま運転を続けるなど言語道断。
直ちに運転を止めるべきだ。

 点と線と面

 自然災害は大きくは、点と線と面にわけることが出来る。
 たとえば地震は、大きなものであってもその被害は点として現れる。四川大地
震などは広い面積が被災したように感じられるかもしれないが、一様に揺れたよ
うに見えても実際には揺れの大きさは地質や地盤により異なり、大きな被害が出
る場所は点の集まりと言える。密度が高ければ面的な被害になり、密度が低けれ
ば特定の家屋や構造物の被害となって現れる。また、耐震性の悪い構造物に大勢
の人がいれば大変な惨事になるが、これもまた点で起きることであり、十分な耐
震性を持つ建物が隣にあったとしたらそちらは被害なしということもあり得る。
また、どんな巨大地震であっても被災地域の人々が全滅することはなく、最悪の
ケースでも死者数は数パーセントの水準だ。
 一方、津波などは線的被害をもたらす。一定の高さの津波が一様に海岸線を襲
うとき、標高との兼ね合いで海岸線に平行に被害地域が伸びる。川があればそれ
をさかのぼってやはり線的に被害地帯が伸びる。
 大津波だと内陸深くに津波被害が広がるが、日本で観測される津波の多くは30
メートル程度、最大では80メートル程度だから、標高が100メートルを大きく超
える内陸地域に被害はあまりないことになる。津波災害の直撃を受ければ幅数キ
ロにわたり被災者の数十パーセントの犠牲者を出すこともある。これが線的被害
の特徴だ。
 面的被害とは、火山の噴火災害に伴う火砕流が典型的である。
 雲仙普賢岳などの火砕流を見れば分かるとおり、一定の面積が全滅する。火砕
流被害を免れるにはその場を離れるしか方法がない。
 世界で最も巨大な火砕流災害は、鹿児島沖の鬼界カルデラによるもので、約
7300年前に発生し、本州まで達し九州地方と四国地方の縄文文化を消滅させたと
考えられている。これが面の災害であり、破局噴火は数千年に一度しか起こらな
いとしても発生したら一地方を全滅させるほどの災害を招く。
 面的被害のもう一つの特徴は影響が長期間続き、居住不能になることさえある
ことだ。火砕流ではないが噴火の影響により三宅島にはまだ居住制限区域がある。
火砕流におそわれた地域は数年ものあいだ近寄れないこともある。また分厚い堆
積物に覆われてしまい再建も不可能となる場合もある。環境や植生をも大きく変
えてしまう。それが面的災害の特徴でもある。
 原発や再処理工場の災害は、小規模ならば点の災害にとどまるが、最悪の場合
は面の災害となる。チェルノブイリ原発事故を見ても分かるとおり、広大な面積
が居住も生産活動も不能となるような災害は、日本のような狭い国にとっては特
に致命的だ。
 原発の破局事故は滅多に起こらないとしても、一度起きてしまえば何世代にも
わたり影響を受ける。その様は破局噴火と同様だが、破局噴火を阻止することは
人間には出来ない。しかし、原子力破局事故はいくらでも避けることが出来るの
である。
 人間が作り出したもので面的被害を引き起こすものは核兵器と原子力施設しか
ない。そのような破局災害を引き起こすものを使い続けなければならない理由は
ない。
 リスクを冒して原子力施設を動かして作れるのはたかだか電気だけなのだ。
そして電気を作る方法は他にいくらでもあるのだ。

タレながし記事

もんじゅ原子炉を一時停止 機器点検へ、再開後5回目

 日本原子力研究開発機構は19日、高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の原子炉を、機器点検のため同日午後0時12分に一時停止した。5月の運転再開後5回目。約2週間停止し温度計や流量計などを点検する。

 原子力機構によると、19日までの稼働期間中、それまで0・03%だった原子炉の出力を再開後初めて1・3%まで上げ、原子炉の安定性を確認した。

 原子炉は7月7日ごろに再起動した後、現在実施している「炉心確認試験」が終わる約1週間前の7月中旬に再び停止し、「40%出力プラント試験」が始まる来年度まで長期停止期間に入る予定。

2010/06/19 16:53 【共同通信】

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●貝枝さんご紹介の記事と比較しよう。

……時間をかけて報道している番組をのぞきほとんどはその定義づけに何の注釈も加えないため、あたかもそれが事実であるかのように表現されている。
 「高速増殖炉」の意味は、「高速中性子を核分裂反応に利用しながら、炉心燃料とブランケット燃料部でウラン238をプルトニウム239に変化させ、核分裂を起こしたプルトニウムよりも多くのプルトニウムを蓄積する炉」である。このうち「プルトニウムの増殖」については掛かる時間を無視してトータルで1倍を超えると増殖したとするので、たとえ100年掛かろうとも1.0倍を超えれば良いことになる。そのため、非現実的な想定がまかり通っている。
 壮大なウソの羅列の前に、一般には「もんじゅ」は危険でも必要なものと捉えられている現実があるが実際には危険な上に無駄なのだ。
 「もんじゅ」が作り出すプルトニウムは、核分裂を起こしたプルトニウムの2 倍になるためには90年かかる。二倍かかる時間のことを「倍増時間」という。最も楽観的な計算でも45年というから、ほとんど炉心寿命ほど動かしてももう一つの炉心を作る能力はほとんど無い。しかも炉心を作るためには使用済の燃料を再処理し、プルトニウムを取り出さなければならず、そのための再処理施設が必要なのだが、その施設は現在存在しないし、計画中のRETF(リサイクル機器試験施設)も、高速炉常陽と「もんじゅ」のブランケット燃料という、核分裂をしている炉心ではなくその周辺燃料の再処理をするための試験施設であり、「も んじゅ」や常陽以外の原子炉の燃料を再処理することも出来ない。
 理屈と現実の間には大きな溝があるのは常のことだが、高速炉は核融合炉と同様に困難を極め、最終的には実現しないだろう。
 高速増殖炉に発電能力をつける場合、現状ではタービンを回す他はないので、水系統が必要だ。これにより危険性が急激に高まってしまう。
 ナトリウムと水を、薄い金属を介して接する構造をとらざるを得ないため、水とナトリウムの反応事故が軽水炉にはないリスクとなってふりかかる。
 これを回避できない限り、ナトリウム炉を量産することなど到底不可能なのだが、見通しも全くない中で高速炉が軽水炉に取って代わるなどと勝手に想定されている。
 少なくても資源的に何らかの意味がある規模まで高速炉を造るとしたら現状の 比率を維持するためだけでも400基以上の高速炉を建設しなければならず、3割 や4割といった主力電源となるためには2000~4000基は必要となろう。それ自体 が経済的にも到底不可能な上、毎年どこかでチェルノブイリ原発事故に見舞われ るかもしれないリスクを抱える。そのようなものが資源対策になるはずはない……


たんぽぽ舎より

たんぽぽ舎です。【TMM:No936】
                       転送歓迎です

「核開発に反対する会」ニュースNo33(2010.6)に掲載された
原田裕史さんの原稿です。時節をとらえたユニークな文章です。
ご参考になれば幸いです。

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     「はやぶさ」と「もんじゅ」
-小惑星探査機「はやぶさ」の技術は、ミサイルに転用できる-

                核開発に反対する会 原田裕史

 小惑星探査機「はやぶさ」が俄かに話題になっています。
「核兵器」は常に運搬手段と共に語られます。兵器級プルトニウムが原子炉級プ
ルトニウムよりも核兵器製造に適している点も、ロケットに積みこみ、ICBM
(大陸間弾道ミサイル)となるか、否か、という点にあります。
 そのロケットで、今年日本にとって画期的な出来事が起こります。予定では6
月13日ですから、これを読んでいる皆さんには結果が出ていることになります。

世界最大の固形燃料ロケット

 日本のロケットには2系統の技術系譜があります。気象衛星「ひまわり」など
を打ち上げるロケットは液体燃料ロケットですが、学術衛星を打ち上げるロケッ
トは固体燃料ロケットが使用されてきました。
 日本で戦後最初のロケットは東京大学の糸川博士(「はやぶさ」が調査してき
た小惑星の名前の由来です)が開発したペンシルロケットまでさかのぼります。
研究者の系譜からして当然のように「固体燃料ロケット」が開発され続けました。
 核武装を夢見る人にはまことに都合の良い状況です。現在この系譜はM-Vロ
ケット(Mは「ミュー」、Vを「5」と読みます)まで発展しました。
 このM-Vロケットは金星や火星に探査機を届ける能力を持っているのです。
米露のICBMをしのぐ巨大ロケットです。

再突入技術の確立

 日本のロケット技術は世界有数のものになっていますが、ICBMにするため
には一つ欠けている技術がありました。それは「再突入」と呼ばれる技術です。
 一度大気圏を飛び出したロケットが再び地球に戻り、地面まで届くこと。これ
がICBMの実現に必須の技術です。なにしろICBMの弾体は非常に高速で飛
翔するため、大気との摩擦熱で非常に高温になり、燃え尽きてしまいます。スペ
ースシャトルでは耐熱の「タイル」が使用されます。アポロ宇宙船などでは、機
体表面に樹脂を塗り、燃焼により、機体を保護しました。
 日本は冷戦中はロケット開発を行ってもこの「再突入」技術の開発は行ってき
ませんでしたが、冷戦後に「再突入」実験を開始しました。
その技術の系譜の集大成が「はやぶさ」ということになります。小惑星「イトカ
ワ」は地球の引力圏の外側ですから、「イトカワ」からの帰還が出来るのであれ
ば、ICBMの開発は随分容易なはずです。

平和という名の隠れ蓑

 「はやぶさ」の目的はもちろん、軍事利用ではありません。小惑星の組成を調
べることで、宇宙の歴史を詳しく研究する科学研究が目的に謳われています。
 世界がもう少し平和であれば、「はやぶさ」を応援しても良いかもしれません
が、現在は核時代の終わりが始まるかどうかという瀬戸際です。「はやぶさ」の
成功は日本の核武装能力を一段あげることになります。
 「核なき世界」世界が核廃絶への道の第一歩を踏み出そうとしている時期に、
日本は「もんじゅ」を動かすことで兵器級プルトニウムの生産を開始し、固体燃
料ロケットによる高度な再突入技術の開発を終えようとしています。

関連情報

●槌田 敦「日本核武装によるアジア核戦争の恐怖」『核開発に反対する物理研究者の会通信』第42号(2006年12月) http://env01.cool.ne.jp/ss03/ss03042.htm

●槌田 敦「もんじゅ控訴審判決と日本の核武装」
●藤田祐幸「わが国の核政策史―軍事的側面から―」
『同上』第40号(2003年2月) http://env01.cool.ne.jp/ss03/ss03040.htm

http://env01.cool.ne.jp/index02.htm 

『毎日新聞』(6月28日号)26ページより

もんじゅとは別物ですが、美浜原発について以下の様な、評価が微妙な記事があります。

「美浜原発1号機関電が廃炉方針 全国3例目、1基新設」
関西電力は、11月に運転開始から40年が経過する美浜原子力発電所1号機(福井県美浜町、出力34万キロワット)について、将来的に廃炉とし、同じ敷地内に4機目の大型炉を増設する「リプレース(置き換え)」に踏み切る方針を固めた。
(中略)
原発の新増設には地元の理解が必須で簡単な作業ではないが、最近は、民主党政権が温室効果ガスの25%削減に向け原発の14基以上の新増設を打ち出すなど、環境重視の流れの中で「追い風」が吹いている。
(引用おわり)

たとえ新増設しても、以上に古い炉を廃炉にすることによるリスク回避とセットでの行為なら、まだしもマシな選択なんでしょうか?もちろん、新増設も無い方がより良いことはまちがいないですが……あと、原発が環境に優しいという印象が世間にあるとしても、その印象が間違っていることを指摘しないままの記事は問題ありまくりな気もします。

漫画雑誌の『モーニング』以上に非現実的な『SAPIO』ですが

最新号(7.14号)は原田武夫氏の記事が載っているので、その記事だけ読みました。原発とのつながりでいえば、米国は現在のウラン原発から、核分裂反応生成物がすくないトリウム原発に移行する準備をしているとのことです(同誌10ページ)。いずれにしても、ろくなものではないでしょうが、原発つながりの情報としてどうぞ。

検証ぬきのタレながし記事かく記者+なんにも含意をよみこまない読者層=ハイパー独裁

原子力専門委 もんじゅに「順調」
2010年06月30日(asahi.com> マイタウン> 福井)

 原子力に詳しい有識者で構成する県原子力安全専門委員会(委員長・中川英之福井大学名誉教授)が29日、敦賀市の高速増殖原型炉もんじゅで開かれた。運転再開後初めて内部を視察。説明を事業者の日本原子力研究開発機構の職員から受け、「改善すべき点はあるが、ここまでは順調」と結論づけた。
 委員は、もんじゅ内部のトラブルがあった現場を視察する目的で、模擬の燃料集合体の移送作業を見たり、制御棒の操作ミスが起きた中央制御室を巡回したりした。
 また運転再開後に集めた炉心部のデータや今後の運転日程などについても、説明を受けた。トラブルの原因や対策を職員が説明した際は、委員から指摘が続いた。特に制御棒の挿入操作ミスについて、「完全に挿入する3ミリ前からだけ、急に細かな操作を求める仕様自体がおかしい」などと注文をつけた。
 委員会は視察後、もんじゅのこれまでの運転は順調と結論づけ、トラブル再発防止の取り組みや試験データの公表を原子力機構に求めた。中川委員長は「安全第一に、試験を完遂してもらいたい」と話した。



http://jglobal.jst.go.jp/crawler_target.php?JGLOBAL_ID=200901083415151242&row24=3&row21=3
2010年02月19日
氏名(漢字)
中川 英之
氏名(フリガナ)
ナカガワ ヒデユキ
氏名(ローマ字)
NAKAGAWA Hideyuki
生年月
1942年11月
所属機関・所属部署・職名(1件)
福井大学 福井大学
理事(教育・学生)
【詳細情報】 機関HP
【この研究機関をキーに探す】 研究資源 | JREC-IN | GeNii
連絡先:住所
福井市文京3-9-1,〒910-8507
連絡先:電話番号
0776-27-8001
連絡先:FAX番号
0776-27-9717
研究分野(1件)
物性I
研究分野キーワード(1件)
電子材料,光物性,固体物理
研究テーマ(4件)
Exciton-Lattice Interaction in Layered Crystals
Layered Crystal,Exciton,Relaxation Process
研究分野: 物性I、電子・電気材料工学(個人研究)

層状結晶に於ける励起子・格子相互作用
層状結晶,励起子,緩和過程
研究分野: 物性I、電子・電気材料工学(個人研究)

Photo-Induced Chemical Reaction Process in Solids
Photo-Induced Process,Solid state Chemical Reaction
研究分野: 物性I、電子・電気材料工学(国内共同研究)

固体内光誘起化学反応過程
光誘起過程,固相反応
研究分野: 物性I、電子・電気材料工学(国内共同研究)

ホームページURL(1件)
http://wbase.fuee.fukui-u.ac.jp/users/nakagawa/
出身大学院・研究科等
京都大学 修士( 理学研究科 修士課程物理学専攻) 1968 (修了)
京都大学 博士( 理学研究科 博士課程物理学専攻) 1971 (単位取得満期退学)
出身学校・専攻等
京都大学 大学( 理学部 物理学第一) 1966 (卒業)
取得学位
理学博士 (課程) 京都大学 物性I
研究職歴
1972-1974 福井大学, 講師
1974-1991 福井大学, 助教授
1991-2007 福井大学, 教授
委員歴・役員歴
受賞学術賞
所属学会(6件)
日本放射光学会 (国内)
日本物理学会 (国内)
電子情報通信学会 (国内)
応用物理学会 (国内)
The Japan Society of Applied Physics (国内)
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著書(0件)
口頭・ポスター発表(104件)
Life-time resolved emission spectra in CdCl2(15th International Conference on Defects in Insulating Material (ICDIM2004) 2004)
カドミウムハライド結晶中の2原子分子イオンの伸縮振動(研究会「電子励起状態とエネルギー緩和」(大阪) 2003)
不純物金属またはハロゲンイオンを含む塩化鉛結晶の発光(研究会「電子励起状態とエネルギー緩和」(大阪) 2003)
鉛ハライドのマルチプロダクションにおける現状の理解と問題の整理(研究会「電子励起状態とエネルギー緩和」(大阪) 2003)
塩化鉛および臭化鉛結晶の電子励起エネルギー緩和過程(研究会「電子励起状態とエネルギー緩和」(大阪) 2003)
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その他の活動(0件)
研究課題(0件)
文献(61件)
英語版ReaDに登録の文献(2件)もご参照下さい。
Life-time resolved emission spectra in CdCl2 Phys. Stat. Sol. (c) (S.Kawabata, M.Kitaura, H.Nakagawa) 2/1, 53-56 2005 (学術雑誌)
Infrared reflectance of InN under laser excitation SPring-8 User Experiment Report (Y.Kugumiya, K.Fukui, S.Hamaura, H.Okamura, T.Yamada, H.Nakagawa) 13/, 237 2004 (学術雑誌)
Dichroic infrared absorption of dipole centers in cadmium halide crystals J. Lumi. (M.Terakami, H.Nakagawa, K.Fukui, H.Okamura, T.Hirono, Y.Ikemoto, T.Moriwaki, H.Kimura) 108/, 75-9 2004 (学術雑誌)
【全文情報】 原文複写申込
Fundamentak Optical Properties and Electronic Structure of Langasite La3Ga5SiO14 Crystals Phys. Rev. B (M.Kitaura, K.Mochizuki, Y.Inabe, M.Itoh, H.Nakagawa, S.Oishi) 69/11, 115120-115125 2004 (学術雑誌)
【全文情報】 原文複写申込
Polarizws Infrared Absorption of Dipole Centers in Cadmium Halide and PbI2 Crystals Journal of the Physical Society of Japan (M.Terakami, H.Nakagawa) 73/3, 719 2004 (学術雑誌)
【全文情報】 原文複写申込 | J-STAGE | CrossRef
[先頭] 前へ 1 2 3 4 5 次へ 全件表示

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■しろうとめにみても、原子物理学だの原子力工学周辺の研究者には、みえない。■単に、福井大の理科系の大物教授だったという理由以外に、委員長におすわりの根拠がないような気さえする。

■フェロシルトの検証委員会でもそうだったけど、原発関連のばあいは、リスクの次元がちがうわけで、こんな、おすみつきをつけてもらって、どうするの? ってのが、正直な感想。

たんぽぽ舎より

たんぽぽ舎です。【TMM:No942】
                       転送歓迎です

   今週7月15日(木)開催の「広島・長崎の原爆と、
   祝島・上関原発の学習会』のご案内です。

●1つ目のテーマは、祝島についてです。
中国電力が山口県上関町の田ノ浦に建設を計画している上関原発。
その建設計画が持ち上がったのが1982年。建設予定地から
3.5キロ対岸に位置する祝島では、島民が28年間建設計画に
反対してきています。

今年、祝島と上関原発をめぐる2本の映画が完成・公開されました。

鎌仲ひとみ監督の「ミツバチの羽音と地球の回転」
http://888earth.net/index.html と、
纐纈(はなぶさ)あや監督の「祝の島」(ほうりのしま)
http://www.hourinoshima.com/ です。

「祝の島」は、農業・漁業で暮らしながら原発建設計画に
反対する祝島の人々の生活がじっくりと描かれた作品です。
今回は「祝の島」撮影チーム3人のうちのお一人、中植きさらさんに
お話を伺います。

(「映画『祝の島』製作奮闘日記」でも紹介されています)
http://holynoshima.blog60.fc2.com/blog-category-2.html


つづき

●日 時:2010年7月15日(木) (開場18:30) 18:45~21:00
●会 場:たんぽぽ舎会議室
●資料代:1000円
●共 催:劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク
     (連絡先TEL 03-3238-0056)
     いろりばた会議(環境と原発の学習会)
     (連絡先:たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035)

スパムコメントと判定されました。

というタワゴトのため、一部しか転載できなかったことを、報告いたしておきます。

「RadioActive」からの転載。

「RadioActive」
http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/
より転載します。

以下、転送転載大歓迎です。

〆切が迫っていますが、どうぞよろしくお願いします。

質問・要望書の提出団体については、どんなタイプのグループ、お店などでも可です。

●また、twitterでも申し込みが出来るようにします。
団体名と都道府県とハッシュタグ(#nomox_youbou)を明記の上、ツイートしてください。
(※都道府県名と#nomox_youbouとの間に半角スペースを入れてください)

例:「グリーン・アクション(京都府) #nomox_youbou」

また、以上の操作が難しいという方は、冨田貴史のアカウント宛にダイレクトメッセージを送って頂き、
メッセージの文中に「団体名・都道府県名」を明記ください。

冨田貴史アカウント:http://twitter.com/takafumitomita


使用済MOXに関する経済産業大臣への質問・要望書の提出団体になってください

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 使用済MOX燃料は超長期に地元で貯蔵され、プール水の漏れで環境を汚染します
 玄海3号、伊方3号のMOXを直ちに炉内から取り出すよう指示してください
 福島I-3号、高浜3・4号、浜岡4号へのMOX装荷を認めないでください
 全てのプルサーマルの進行を凍結してください
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

プルサーマルの進行をくい止めるために、国に対して質問・要請書を出します。
共同で提出する団体を広く募っています。ぜひ内容を広めて、提出団体になってください。
九州電力と四国電力は、多くの反対の声を踏みにじりプルサーマルを開始しました。
さらに福島I-3号機では、11年前に搬入したMOX燃料をこの夏にも装荷しようとしています。
高浜3号機では10月の定期検査で、浜岡4号機でも年度内にMOX装荷が予定されています。
また、女川3号機等でもプルサーマル推進が強まっています。
このような強行推進を止めるために、全国の力を結集して、国との交渉にのぞみましょう
(交渉日が決まればお伝えします)。
 
 プルサーマルによって生み出される使用済MOXは、その搬出先もなく、原発の使用済燃料プールで超長期間保管され、地元を核のゴミ捨て場にします。このように、搬出先もないままに、使用済MOX燃料をつくりだす行為そのものが原子炉等規制法に違反しています。

 さらに、「原子力政策大綱」では、使用済MOXの処理の方策は、「もんじゅ」や六ヶ所再処理工場の進ちょく状況を考慮して2010年頃から検討を開始するとしています。しかし、これら核燃料サイクル政策は行き詰まっているのに、プルサーマルだけを強行しています。その矛盾の集中点が行き場のない使用済MOXであり、そのツケを地元の人々に押しつけようというのです。
 
 他方、米国では老朽化した使用済燃料プールから微量の放射能汚染水が数年間も気づかれないまま漏えいし続け、その結果、大量の放射能汚染水が流出して環境を汚染し、大きな社会的問題になっています。日本の電力会社のプール管理でも、微量な漏えいは放置されてしまいます。使用済MOX燃料の超長期の保管は、米国と同様の環境汚染を引き起こす危険があるのです。将来にわたる環境を保全するのが、現在の私達の責務でもあります。
 
●国への質問・要請書の連絡先団体は、グリーン・アクション、美浜の会、福島老朽原発を考える会、原子力資料情報室です。
 
●提出団体募集のしめ切りは7月31日です。
連絡先:mihama@jca.apc.org またはfax 06-6367-6581
(団体名と都道府県を書いて下さい)

●要請事項 上記見出しの内容


■質問事項■

処分の相手方を示すことができない使用済MOX燃料の使用は法律に違反しているのでは?

「もんじゅ」も六ヶ所再処理工場も大幅に遅れ、本格的に動く見込みはありません。第二再処理工場を検討できる状況にはないのでは?

米国では、使用済燃料プール水の漏えいによって環境が汚染され大きな問題になっています。日本でも同じことが起きるのでは?

『月刊あれこれ』創刊号(2003年4月号)には

「『もんじゅ』原告側勝訴と仏高速増殖炉廃止の背景」という記事があります(94~8ページ)。その結論部は以下のとおり。

プルトニウム利用計画はすでに方々で綻び、虫食い状態になっているのだ。
ルパージュ弁護士のメッセージは、SPXを最後に廃炉に追い込んだのは、「ラヴェリー・レポート」の公開によって高級官僚と同レベルの情報を獲得した国民であったことを示している。官僚や大企業のトップが握っているのと同じレベルの情報を国民が取得すれば、国民の手で、虫食い状態になった国策に引導を渡すことができるかもしれないのだ。

朝日記事(福井版)

もんじゅ、再開ずれ込み確実に 落下の炉内装置が変形
2010年11月10日

 高速増殖原型炉「もんじゅ」の原子炉容器内に落下した燃料交換用の「炉内中継装置」は変形して簡単に引き抜けないことが9日、日本原子力研究開発機構の調査で判明した。機構は落下事故後、来夏にも第2段階の試験「40%出力試験」に入るとしていたが、さらに日程がずれ込むことは確実だ。それでも早期の装置引き上げを目指すとし、来年度中の運転再開の目標を掲げ続ける。

 炉内中継装置は長さ約12メートル、直径46センチの円筒形で、重さは約3トンにも及ぶ。装置を原子炉容器内から出さないと、運転再開ができない。

 もんじゅは今年5月、ナトリウム漏れ事故から14年5カ月ぶりに試験運転を再開。7月に第1段階の試験が終了した。第2段階の40%出力試験に向けて燃料交換作業を終え、装置は8月26日にクレーンで容器の外に搬出する途中に落下した。その後、2度にわたって装置の引き上げを試みたが、失敗していた。

 機構が9日、カメラで内部を確認したところ、通常は6ミリ前後の管の継ぎ目部分にあるすき間が約2.5倍の14.5ミリにまで広がっていることが分かった。装置が落下した際の衝撃で、原子炉容器の上ぶたで装置が止まり、下向きに大きな力が加わったのが原因とみられる。この継ぎ目部分よりも下にある管の接合部分が外側に広がり、装置が外部に取り出せないほど変形していると判断した。

 「今後の見通しは立てられない」。敦賀市役所で会見した機構の荒井真伸・経営企画部次長は苦渋の表情を浮かべ、こう繰り返した。

 トラブルの影響は、発生から2カ月以上たってようやく影響が明らかになりつつある。だが機構側は、装置を炉内から取り出す方法について「検討する」と説明するにとどめた。まだ全体の損傷具合がわからず、外観の目視点検を続けるため、取り出し作業は早くても来月以降になる。

 もんじゅは現在、試験運転の第1段階を終え、ナトリウム漏れ事故当時と同じ第2段階「40%出力試験」に臨む準備中だ。機構は運転再開当初、40%出力試験の開始時期を2011年春とする工程を示したが、落下トラブルで、「11年度中」と幅を持たせるようになった。

 機構の竹内則彦・運営管理室長代理は「装置の修正は準備中にできる。今日の情報を見た限りでは、日程に大きな影響は与えるとはあまり思わない」と話した。文部科学省の西田亮三・敦賀原子力事務所長は「今後の観察・分析結果を踏まえ、まず引き上げ策を示し、しかるべき時期に日程を示したい」と説明した。

 原子炉等規制法では、放射能漏れなどの事故のほか、主要設備の故障があれば、経済産業省原子力安全・保安院に報告が義務づけられている。対策工事をする際にも同保安院の認可が必要だ。

 1995年のナトリウム漏れ事故以降、もんじゅで起きた報告対象トラブルはこれで5例目。約9千億円の巨費をつぎ込んできたもんじゅだが、報告対象のトラブルはこれまで、国や機構が定めた研究開発の日程を大幅に遅らせるなどの影響を与えてきた。

 初めての報告対象トラブルだったナトリウム漏れ事故では、結果的に14年5カ月間の運転停止を余儀なくされた。

 08年9月には、原子炉格納容器内の換気をする屋外排気ダクトが腐食して穴が開き、目前に控えた運転再開を延期する事態を招いた。

 他にも、1998年には放射線管理区域の建物内で作業員が作業台から転落して骨折。99年には原子炉補助建物で作業員が扉に指を挟まれて切断する事故が起きている。(高橋孝二、笹川翔平)

毎日記事

もんじゅ:再開めど立たず 落下装置の取り出し困難

 高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で、原子炉容器内にある炉内中継装置(長さ12メートル、直径46センチ、重さ3.3トン)を誤って落として抜けなくなった問題で、日本原子力研究開発機構は9日、装置内部からのカメラ撮影で変形を確認し、「通常の方法では引き抜けない」と発表した。

 装置を取り出すには、原子炉容器の上ぶたに固定された装置の外枠ごと外す必要があるほか、付着したナトリウムが空気に触れて燃焼するのを防ぐ新たな設備も求められ、試運転再開のめどは立っていない。

 炉内中継装置は、炉心燃料の交換時に燃料を仮置きするもんじゅ特有の装置。内部管を外部管で覆う二重構造になっており、それぞれに管を長くする接合部がある。炉内はナトリウムとアルゴンガスで覆われており、装置は上ぶたにある直径46.5センチの穴から出し入れすることになっている。

 原子力機構が装置内に反射鏡を入れ、内部管をカメラ撮影したところ、本来5~7ミリある接合部のすき間が、落下の衝撃で14.5ミリに広がっていた。推定では、内部管が下にずれたことで外部管の接合部が変形。外側にゆがみが生じ、引き抜く際に上ぶたの穴に引っ掛かったとみられる。復旧には、上ぶたに固定された装置の外枠ごと引き抜く方法を検討している。

 原子力機構は同日、原子炉等規制法に基づき、経済産業省原子力安全・保安院に確認結果を報告した。法令対象のトラブルは今年5月の運転再開後初めてで、1995年のナトリウム漏れ事故後では、08年の排気ダクト腐食に続いて5回目となる。

 同機構はこれまで、出力40%まで上げる試験開始時期を約1カ月半遅らせ、来年7月以降としてきたが、大幅に遅れる見込み。【酒造唯】


・もんじゅ:停止長期化も 原子炉容器内落下の装置抜けず
・もんじゅ:復旧作業中断 再開に数日
・もんじゅ:誤落下、中継装置抜けず 運転休止長期化も
・もんじゅ:中継装置抜けず 原子炉容器内、落下で変形か 休止長期化も
毎日新聞 2010年11月9日 21時53分(最終更新 11月10日 1時08分)

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