プロフィール

ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

前ブログ: 『タカマサのきまぐれ時評

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

ブロとも申請フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「美鳩会」の資料押収 防衛省幹部夫人の親睦団体 地検(朝日)

■旧ブログだったら、防衛省がらみなので、問題なく「軍事」に分類していただろう記事(笑)。■しかし、ここでは、人間の業というほかない事象なので、別分類に。

「美鳩会」の資料押収 防衛省幹部夫人の親睦団体 地検
2007年12月03日17時26分

 前防衛事務次官の守屋武昌容疑者(63)と妻の幸子(さちこ)容疑者(56)=いずれも収賄容疑で逮捕=による汚職事件に絡み、東京地検特捜部が防衛省幹部夫人の親睦(しんぼく)組織「美鳩(みはと)会」の資料を同省から押収していたことが、関係者の話で分かった。幸子容疑者はこの組織の運営を取り仕切っていたとされる。特捜部は、贈賄側の軍需専門商社「山田洋行」元専務・宮崎元伸容疑者(69)による守屋夫妻への接待の全体像を解明するには、同会についての捜査も不可欠と判断しているとみられる。
 美鳩会は、陸海空の自衛隊員や内局の幹部職員の妻でつくる組織。71年制定の会則によると、防衛庁(当時)長官の妻が会長を務め、副会長には政務・事務の各次官夫人、統合幕僚長夫人らが就く。会は二つの「分会」に分かれ、「第1分会」は前事務次官夫人をトップとしたOBの夫人ら、「第2分会」は現職の事務次官夫人を分会長とした現職の幹部夫人らが会員となる。

 関係者によると、幸子容疑者は立件対象となった宮崎元専務による計12回のゴルフ旅行すべてに同行し、夫抜きでのゴルフ接待も受けていたとされる。このため、特捜部は同会に関連した接待の有無などについても解明を進めているとみられる。

 美鳩会は守屋前次官に対する国会の証人喚問でも取り上げられ、委員が「この会の会合で山田洋行に費用を払ってもらったことがあるか」とただした。この際、前次官は「そういうことは聞いておりません」と述べた。一方、証人喚問で前次官は、宮崎元専務による幸子容疑者への接待などについて「カラオケには何度か連れていってもらった」「海外の土産としてバッグをもらった」などと答えた。

--------------------------------------
■岸田秀『ものぐさ精神分析』だったかに、組織をあげて汚職・不正の競争をやっているような省庁があるといった、指摘があったように記憶する。あの本は、『現代思想』やら『ユリイカ』やらに連載されていたエッセイのはずだから、1970年代前半にそういったスキャンダルがあったのだろう。■要するに、「天災は忘れた頃にやってくる」をモジるなら、「汚職は わすれたころにわいてくる」といった感じか…。「うわさも75日」ではさすがに再発しないものの、「今後はこのようなことが絶対おきないよう綱紀粛正につとめます」といった、広報担当の責任者のあいさつは空文で、メディアがおいかけなくなり、大衆がわすれさって、ホントにほとぼりがさめたら、またやらかす連中だということ。
■というか、犯罪やアウトロー、あるいは自殺や暴力と同様、それはタテマエ上いけないということになっているだけで、人間の業というほかない感じで、くりかえされると。それが動物行動学的な、本能的行動でないことはたしかでも、たとえば、「女性が悪質な性犯罪をおかすことは、まずない」とか、「1980年代以降の日本社会を唯一の例外として、20才前後の男性の殺人率は世界のどこでも突出している」とかいった、属性ごとに かなりの程度普遍化できる社会現象として、汚職・不正という現象があると。■だから「企業をみたら犯罪をうたがえ」とかいった格言的に「官庁をみたら汚職をうたがえ」式の監視が必要だと。
■というか、こういった 仰天するような不正ってのは、「いっとき魔がさした」とかいった、「できごころ」なんかじゃなくて、依存症状態なんだとおもうね。■連続殺人事件の犯人のおおくが、ミステリー小説みたいに、第一の犯行をかくすために連鎖的に犯行をかさねるほかなくなるんじゃなくて、供述調書には絶対かかれないけど、「一度ころしてしまったら、脳内麻薬がどばっとでてしまったので、やみつきになった」とか、「一度ころしてしまって一線をこえたあとは、破滅願望的に、露見するまでくりかすしかないと、つかれたようにくりかえした」…とかいった感じが、すけてみえるようにね。
■週刊誌などによれば、軍事利権の政界汚職を一網打尽にしようと、東京地検特捜部あたりは、守屋前事務次官のつまを「人質」にして(つまり、「正直に全部あらいざらいしゃべったら、共犯としては起訴猶予にしてやる」という、実質的な司法取引)、守屋前次官に全部はかせて、政治家のにげをゆるさないとかいったシナリオがかかれているようだ。■いずれにせよ、このご夫人のタカリ体質は、病気だったんだとおもうね。一度、脳内麻薬がでてしまうと、マヒして頭にのるというより、「やめられない、とまらない」だったんだとおもうね。■でもって、一度「クモの糸」にかかってしまえば、はっきりいって数千万円レベルのワイロなんて、おやすいものだということで、ドンドン贈賄がわも暴走したと。

■それと、この記事にでてくる、「美鳩会」って、気色わるい集団だが、ここまでひどくなくても、おっとの職場つながりの「夫人の親睦会」って、いろんなところにありそうだな。■自分たち女性の序列が、おっとの組織内での序列とか、学歴・所得とかの序列に対応するって、実に不気味。
■いや、自分たちの社会的地位が、競争原理のなか自分自身の自力できづいたものではなくて、所詮、父親か夫の社会的地位によるという政治経済的な現実、生活水準や趣味、人脈・地縁・血縁とかも、事実上、父親か夫の社会的地位によって決定的に規定されてしまうという現実は、あるだろうよ。■しかし、それにしても、女帝きどりの御婦人がでるとか、やっぱり「なにさまのつもり?」と、ソボクにきいてみたい気がする。

■いってみれば、こういった汚職やタカリってのは、日本列島中、いや東アジアのそこら中にはびこる、おぞましい普遍的現象なんだとおもう。
■はっきりいって、今回のスキャンダルだって、その告発・いかりのエネルギーの相当部分は、「うまくやりやがって(オレも実は、やってみたいのに、できない)」というヤッカミがからんでいるとおもわれる。■つまり、こういったスキャンダルを、合理主義への反逆として にくみ、血税の浪費として いかるような層以外は、自分がおなじような役得をちらつかされたら、大差ないことをやらかすってこと。■いいかえれば、そういった、いやしい動機が直視されないかぎり、この手のスキャンダルはそれこそ「汚職は わすれたころにわいてくる」、「やめられない、とまらない」のくりかえしなんだとおもう。
■ヒトの業ってのは、つくづくイヤになる。


●旧ブログ・カテゴリー「人間・論
●旧ブログ・カテゴリー「政治家・公務員の潔癖さ
スポンサーサイト

<< -国民の 血税いただき 戦争できる国-橋本勝の政治漫画再生計画第99回【転載】 | ホーム | 防衛省職員を参考人聴取 ガス弾処理事業めぐり東京地検(朝日) >>


コメント

「官僚婦人会」キャリア妻の悲鳴(日刊ゲンダイ)

「官僚婦人会」キャリア妻の悲鳴
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071109-00000012-gen-ent)

11月9日10時0分配信 日刊ゲンダイ

 防衛省汚職疑惑をめぐり、守屋武昌前事務次官のオネダリ妻にも火の手があがっている。幸子夫人は、防衛省幹部職員の妻のみが入会できる親睦組織「美鳩会」のトップに君臨。如才ない仕切りで他を圧倒していたというが、こういった婦人会は官僚の世界では珍しいものではないようだ。
 霞が関事情に詳しいルポライターの横田由美子氏はこう言う。
「専業主婦で時間のある夫人が多いからか、どの省庁にも大なり小なり親睦グループが存在します。財務省の婦人会は若手官僚にお見合いをアレンジしていましたが、最近は上司の紹介を嫌がるので機能しなくなってきた。防衛省に匹敵するほど組織化されているのは、外務省の婦人会です」
 その名も「かすみがせき婦人会」。活動はボランティアや講師を招いた勉強会、海外代表団夫人らとの会食などだ。
「海外赴任先の現地情報を交換したりパーティー作法を身につけたりと、外交官夫人の心得も学びます。表向きは内助の功のためと聞こえがいいですが、内実はシ烈。ここで嫌われると夫の出世に響くので必死で食いつきます。ただ、外交官は2世3世が当たり前で、夫人も名家のご令嬢が多く、経歴がモノを言う世界。後ろ盾のない奥さんは鼻も引っ掛けられません」(横田氏=前出)
 職場結婚したバイト嬢などは悲惨の極み。「会合中、飾られた花の水やり係をやらされた。でもお花には触ることも許されなかった」なんて話もある。夫以上に過酷な戦場に悲鳴を上げるご夫人も少なくないそうだ。

最終更新:11月9日10時0分


コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。