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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

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政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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急浮上した普天間2段階移設案 首相のメンツが生み出した奇策の狙いは? 冷ややかな米国・沖縄(産経)

浮上した普天間2段階移設案 首相のメンツが生み出した奇策の狙いは? 冷ややかな米国・沖縄
「産経」2010.3.26 23:52

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設先として政府は「2段階移設案」という奇策をひねり出した。「県外移設」を重ねて表明してきた鳩山由紀夫首相のメンツを立てるため、訓練移転などで普天間の機能の5割以上を沖縄以外に一時移すことで体面を取り繕おうとしたようだが、キャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)に移設する現行案より見劣りする感は否めない。政府の焦りを見透かしたかのように米国も沖縄も冷ややかな視線を向けている。(加納宏幸

 沖縄県の仲井真(なかいま)弘多(ひろかず)知事は26日、黄色いかりゆし姿で北沢俊美防衛相と向き合った。前日の高嶺善伸県議会議長に続き、イエローカードを突きつけたことは明らかだった。
 「ぜひ移設案の概要を教えてほしい。報道でしか知らされていないんだから」
 仲井真氏は25日夜に那覇市内のホテルで北沢氏から2時間も政府案の説明を受けていたが、記者団を前にこううそぶいた。首相が「最低でも県外移設」と繰り返してきたことにより、反基地の機運が高まり、もはや政府の移設案を軽々に受け入れることはできないという意思表示に等しい。
 首相も「県外」になおこだわっており、2段階移設案は首相のメンツをおもんぱかる中で生まれた。普天間飛行場の機能の5割以上を鹿児島県・徳之島や九州の自衛隊基地に移すことで「県外移設」を取り繕えると踏んだのだ。
 有力だったシュワブ陸上部に1500メートル級滑走路を建設する案を引っ込め、600メートル級のヘリコプター離着陸帯建設だけにとどめたのも「県外移設」を前面に打ち出すためではないか。
 だが、ヘリコプター離着陸帯で米側が納得する可能性は少なく、今後の実務者交渉で1500メートル級滑走路が復活することはあり得る。そうなれば「県外移設」はただの宣伝に過ぎなかったことになる。
 最終移設先として米軍ホワイトビーチ沖(同県うるま市)の代替基地建設を打ち出したのにも理由がある。現行案よりも周辺地域への危険性が高いシュワブ陸上案だけを提示すれば、反対派の集中砲火を浴びて頓挫し、現行案に戻りかねない。海を大規模に埋め立て3本も巨大な滑走路を造るホワイトビーチ案ならば、批判はむしろこちらに集中し、シュワブ陸上案を推進するための「目くらまし」になりえる。
 そしてもう一つ。巨大プロジェクトは大規模な沖縄振興策を長期的に保障する「裏のメッセージ」でもある。その証拠に今年に入ってホワイトビーチ案を推す地元建設業者や米軍関係者からの政府への働きかけが活発化している。県とのパイプ役を務める平野博文官房長官が最後までホワイトビーチ案にこだわったのも、この案が将来の大きな“あめ玉”になると考えたからだと言えなくもない。
 だが、ホワイトビーチ案は総工費が1兆円に膨れあがるとの試算もある。しかも沖縄の政府不信を深め、反基地運動を助長しかねない。加えて訓練移設により、火種は県外にも広がっている。首相のメンツで始まった混迷はもはや収拾がつかなくなりつつある。


関連ニュース
普天間「2段階移設案」を米、沖縄に提示 4月から日米実務者で検討 首相は「極力県外に」
【首相記者会見】普天間 「極力、県外」
普天間存続なら失政 公明・井上氏、退陣要求も
日米実務者協議で合意 外相が米大使と会談 防衛相は「分散移転」表明 政府が普天間本格調整に着手
普天間「理解得る段取りを開始」 岡田・ルース会談で首相

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■沖縄現地や、社民・共産周辺が、政府を追及するのは当然として、自民やアメリカ政府はもちろん、産経等の右派系メディアとか、日本各地の自治体の関係者たちは、自分たちが 現政権の つなわたりを おいつめることが、どんな意味をもつのか、わかっているんだろうか? ■それは、普天間ほか現地住民にシワよせをつづけるか、その シワよせを、沖縄県内で吸収するという、巨大迷惑施設の受苦の たらいまわしという結論を おしつけることだ。


……仲井真氏は25日夜に那覇市内のホテルで北沢氏から2時間も政府案の説明を受けていたが、記者団を前にこううそぶいた。首相が「最低でも県外移設」と繰り返してきたことにより、反基地の機運が高まり、もはや政府の移設案を軽々に受け入れることはできないという意思表示に等しい。
 首相も「県外」になおこだわっており、2段階移設案は首相のメンツをおもんぱかる中で生まれた。普天間飛行場の機能の5割以上を鹿児島県・徳之島や九州の自衛隊基地に移すことで「県外移設」を取り繕えると踏んだのだ。
 有力だったシュワブ陸上部に1500メートル級滑走路を建設する案を引っ込め、600メートル級のヘリコプター離着陸帯建設だけにとどめたのも「県外移設」を前面に打ち出すためではないか。
 だが、ヘリコプター離着陸帯で米側が納得する可能性は少なく、今後の実務者交渉で1500メートル級滑走路が復活することはあり得る。そうなれば「県外移設」はただの宣伝に過ぎなかったことになる。
 最終移設先として米軍ホワイトビーチ沖(同県うるま市)の代替基地建設を打ち出したのにも理由がある。現行案よりも周辺地域への危険性が高いシュワブ陸上案だけを提示すれば、反対派の集中砲火を浴びて頓挫し、現行案に戻りかねない。海を大規模に埋め立て3本も巨大な滑走路を造るホワイトビーチ案ならば、批判はむしろこちらに集中し、シュワブ陸上案を推進するための「目くらまし」になりえる。
 そしてもう一つ。巨大プロジェクトは大規模な沖縄振興策を長期的に保障する「裏のメッセージ」でもある。その証拠に今年に入ってホワイトビーチ案を推す地元建設業者や米軍関係者からの政府への働きかけが活発化している。県とのパイプ役を務める平野博文官房長官が最後までホワイトビーチ案にこだわったのも、この案が将来の大きな“あめ玉”になると考えたからだと言えなくもない。……


などと、かさにかかって、「正論」をはくことが、親米右派によってなされるというのは、実にグロテスクな皮肉なのだが、その自覚があるんだろうか?

■それとも、「加納宏幸」記者というのは、そんな産経に誕生した 鬼っ子であり、それをよしとするデスクが誕生したということか? ■だとしたら、すごいはなしである。なにしろ、社民・共産以上に、親米保守の暗部をうつことになるからだ。■こういった論理を まともに展開するかぎり、「消去法で、現行案にアメリカ政府・軍がこだわるのは当然」といった結論では、合理化できないんだからね。■「そーら、いったこっちゃない」といって、冷笑的で ひとごとの論評・非難は、現行案ありきで オキナワの なきねいりを「必要悪」視してはじない連中の 卑劣さを象徴していることを、再確認しておく必要がある。

■もちろん、「「アメリカの圧力」を誇大に強調して既得権をむさぼろうといううごき」は「健在」である。辺野古を買っていた「政界9人リスト」が問題化(日刊ゲンダイ)は、どうなっているんだろ?


■先日の産経の特集記事も、はりつけておく。

「徳之島」の検討指示、普天間移設で首相 あくまで「県外重視」
「産経」2010.3.16 01:30

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で、鳩山由紀夫首相が、鹿児島県本土と沖縄本島の間にある鹿児島県「徳之島」を移設先として本格検討するよう防衛省などに指示したことが15日分かった。政府・与党内では米軍キャンプ・シュワブ陸上案(沖縄県名護市)を軸に移設先の検討が進んでいるが、首相は県外移設を重視しており、「徳之島案」が有力となる可能性がある。


普天間移転候補地3


 複数の政府・与党関係者が明らかにした。鳩山首相は「腹案」として平野博文官房長官に徳之島を本格的に検討するよう指示。須川清司内閣官房専門調査員に現地を視察させたほか、地元自治体側との接触にも入った。2月下旬には首相は改めて「徳之島案」検討を継続するよう指示。徳之島に基地を設けた場合に、自衛隊と米軍の共同使用が可能かどうかを検討するよう防衛省に求めた。
 この時期は、社民、国民新両党が沖縄基地問題検討委員会(委員長・平野氏)に各党の移設案を提出する直前。社民党は米領グアム島など国外移転案、国民新党はシュワブ陸上案など県内移転案を提示する方向だっため「首相はいずれの案でも米国、沖縄双方の理解を得るのは難しいと判断し、徳之島案を官邸主導で検討するよう動いた」(政府関係者)という。
 「徳之島」案では、島の北西部にある2千メートル級の滑走路を持つ徳之島空港(鹿児島県天城町)の拡張のほか、旧日本軍が利用した飛行場の再整備、周辺地域での基地関連施設建設などが検討されている。
 また、普天間飛行場の危険性除去を急ぐ観点から、移転に先立ち米軍訓練を沖縄県のキャンプ・ハンセンや伊江島のほか、暫定的に▽海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県)▽航空自衛隊新田原(にゆうたばる)基地(宮崎県)など九州地域の自衛隊基地に分散移転し、段階的に拠点を徳之島に移転することも検討されている。
 政府内では平野氏を中心にシュワブ内に滑走路を建設する「陸上案」や米軍ホワイトビーチ(沖縄県うるま市)と沖合の津堅(つけん)島の間を埋め立てる案が検討されている。だが、「すでに報道されている両案では地元の反発が強く、まとめるのは容易ではない」(官邸筋)のが現状で、徳之島案が新たな有力案として浮上してくる可能性がある。現行案が「最善」とする米側の理解が得られるかが最大の焦点となる。
     ◇
 鳩山由紀夫首相は15日夜、普天間飛行場移設問題で「沖縄県民のご理解と、米国にも理解を求められる案をまとめていきたい」と語った。また「コンダクター(指揮者)的な首相をしてきたが、指導性が見えないとのおしかりを受けた。前に出て意思決定を見せるのも重要。自分なりの決断を示す必要がある」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。
     ◇
 ■徳之島 鹿児島県本土から南に約400キロ、沖縄本島からは北に約200キロ離れた離島。人口約2万7千人、面積約248平方キロメートル。天城、徳之島、伊仙の3町でサトウキビや闘牛で有名。過疎化対策が課題で、核燃料再処理工場建設計画や自衛隊施設誘致が浮上したことがある。





移設先、陸・空分離は受け入れ困難…米司令官
3月26日11時29分配信 読売新聞
 【ワシントン=小川聡】ウィラード米太平洋軍司令官は25日、ワシントンで記者会見し、沖縄の米軍普天間飛行場移設問題について、「陸上部隊は常に、訓練場や戦場に彼らを運ぶ能力を持つ空輸部隊と一緒に駐留するというのが、海兵隊の運用概念だ」と述べ、海兵隊という部隊の性格上、陸上部隊と空輸部隊を分散したり、沖縄県外にヘリ訓練を移したりする案が提案された場合、受け入れるのは困難だとの考えを示した。

 日本政府は県外での訓練を大幅に増やす方向とされているほか、検討中の米軍キャンプ・シュワブ陸上部に500メートル級の滑走路を造る案は、ヘリと飛行機の機能を兼ね備えた垂直離着陸機「MV22オスプレイ」が将来的に沖縄海兵隊に導入された場合、陸上部隊とオスプレイ部隊が離れて駐留する可能性があるとされる。。

 同司令官は「現行案が最善の選択肢だ」と強調した。

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オスプレイは、「沖縄・辺野古海上基地の問題を中心に maxi's_page」などで、再三批判されているとおり、とんでもない兵器である。

■築地市場移転問題もそうだが、反対勢力は、こしくだけになるのか?




低気温のエクスタシーbyはなゆー』2010年03月24日
〔普天間〕社民党が沖縄県内移設を「黙認」する可能性
普天間移設問題で首相は「県外あきらめない」 福島氏は「県内」容認示唆 (産経新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100324-00000512-san-pol

http://www.asyura2.com/10/warb3/msg/621.html

ただ、福島氏は最近、自衛隊の合憲論や米国の核抑止力の有益性について「党は反対だが、閣僚として従う」との論法を頻繁に使っており、県内移設の場合でも連立政権を離脱せずに閣僚として容認する可能性を示唆したものとみられる。


★しかしそうなると、社民党沖縄県連が集団離党してしまい、地域政党を立ち上げることになると思う。
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テーマ : 沖縄米軍基地問題 - ジャンル : 政治・経済

タグ : 1984年 真理省 ハイパー独裁 ナショナリズム 安全

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コメント

この閣内不一致は さすがに ひどすぎる

普天間移設、外相「複数案で対米交渉」 首相と食い違い
「朝日」2010年3月29日11時38分

 【ワシントン=鶴岡正寛】訪米した岡田克也外相は28日午後(日本時間29日午前)、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で、鳩山由紀夫首相が政府案を3月中にまとめるとしていることについて、「閣僚間では(3月中とは)話していない」と述べた。ワシントン市内で記者団に語った。

 岡田氏は米国との調整を踏まえたうえでまとめるのが政府案とし、決着期限の5月末までに決めるとの考えを示した。

 首相は26日の記者会見で、「政府案を一つにまとめなければ、交渉というものはやるわけにはいかない」と発言したが、岡田氏は対米交渉前に政府案を一つに絞ることについても「あり得ないことだ」と食い違いを見せた。岡田氏は「早く一つに絞ると、米国、地元(沖縄)との関係がうまくいかなくなった段階で(案は)なくなってしまう」と語った。

 また、米側が「最善」としている同県名護市辺野古に移す現行計画が選択肢として残っているのかどうかについては「ゼロベースだ。すべての可能性はある」と述べ、排除はしなかった。

 岡田氏は29日にゲーツ国防長官、クリントン国務長官と会談する予定。普天間移設問題も取り上げられると見られているが、実務者レベルで意見交換する必要があることから、岡田氏は「(閣僚間では)中身にわたって議論することにはならない。検討状況を話すだけで、それ以上にはならない」との見通しも示した。

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「普天間移設 辺野古浅瀬案、提案へ 政府、米側に苦肉の策」(産経)

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