石原都知事夫妻/北京五輪で1泊24万円ホテル/吉田都議が追及2010年03月16日09時32分 / しんぶん赤旗

(写真)パネルを示して質問する吉田都議=15日、都議会予算特別委
東京都の石原慎太郎知事が2008年8月の北京オリンピックの開会式に出席した際、夫婦で1泊24万円の超豪華スイートルームに宿泊し、随員を含め1275万円を税金から支出していたことが15日、明らかになりました。日本共産党の吉田信夫都議が都議会予算特別委員会で知事を追及しました。
石原知事は16年五輪の東京招致のために08年に北京、09年にローザンヌ(スイス)、シンガポール、ベルリン(ドイツ)、コペンハーゲン(デンマーク)に出張し、5回計1億4322万円を支出しました。
日本共産党都議団の調査では、知事の全23泊中21泊で条例の規定(2万4200円~4万200円)を大きく超え、ローザンヌでは規定の3・7倍、12万2850円も支出していました。
吉田氏は、知事が北京五輪開会式に出席した際、夫人同伴でホテル・ニューオータニ長冨宮飯店の最高級スイート(面積128平方メートル)に泊まり、2人で24万3000円を支出し、夫人に4万円余の支度料まで払っていた事実、「海外要人との会談」が可能な安い部屋が多くあったにもかかわらず最高級の部屋を選んだことを批判しました。
石原知事は「私は自分の部屋を指定したことはない」と居直り、吉川和夫知事本局長は最高級の部屋を選びながら「一番安い部屋を選んだ」と強弁し、この部屋で海外の要人との会談は一度もなかったことを認めました。
吉田氏はさらに、石原知事がホテル代だけでなく、航空運賃も一部の路線を除きファーストクラスを利用してきた事実もあげ、「月5000円の国民健康保険料も払えず病院に行くのも我慢している中小業者、暖房もつけずじっと布団で寒さをしのぐ高齢者など都民の暮らしに思いをはせ、節約すると約束すべきだ」と迫りました。---------------------------------------------
■これだけ はじしらずなことが露呈しても、もう一度出馬するようなことまで、きこえてくる。■しかし、再三のべてきたとおり、厚顔無恥こそ 保守政治家などの不可欠な本質のようだし、そういった人物に幻想をいだきつづけられる選挙民の民度あっての茶番劇なのだから、「しかたがない」のであろう。
●日記内
「石原慎太郎」関連記事●Google
石原慎太郎 site:http://tactac.blog.drecom.jp/archive/●livedoorブログ「
石原慎太郎 を含む記事」
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あえて石原の主張で妥当とおもえるものをあげると
ttp://www.jcp.or.jp/akahata/aik/2002-10-27/05_0301.html
もっとも、その側面ばかり強調することはバランスを欠いていますが。
ご趣旨が理解しかねます
■日本共産党が、優等生的で、いきすぎれば『1984年』的な禁欲的な方向性にもいきかなねいのは、わからなくもありません。しかし、
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik/2002-10-27/05_0301.html
地上二百二メートルにある都庁舎四十五階の展望室。一般都民の入場はシャットアウトし、酒を飲みながら三十九台のスロットマシン、ルーレット、ブラックジャックなど賭博ゲームに興じる人たち九百七十人で埋まりました。天井には目が回るようなカクテル光線…。
都が東京商工会議所と共催で十七、十八両日夜、模擬体験イベントとして催した“都庁カジノ”の光景です。
主催者の石原知事は、「新しい雇用、文化、財源確保の格好の材料と思う」とあいさつし、カジノゲームを体験しました。
都庁カジノには鴻池祥肇防災担当大臣・構造改革特区担当、自民党国会議員でつくる「カジノと国際観光産業を考える会」の野田聖子会長(衆院議員)、大阪府や宮崎県の副知事、静岡県の熱海市長、三重県の鳥羽市長らが出席。自民党、民主党、公明党の都議も参加しました。
日本共産党都議団は九月末、都庁カジノ中止を都に申し入れ、イベントへの招待を断りました。
東京都が二日間のイベントで使った費用は九百五十万円。動員した都職員は、二日間でのべ四百人を超えました。
↑ ■こういった浪費は、どうみたって正当化できないでしょう? ■青少年への悪影響うんぬんといった、右派系のロータリークラブとかと通底する論理はともかく、石原都知事が 都税を私物化していることだけは、ほぼ確実です。
悪人にもよい面があればみとめるべき、というのが当初の意図だったんですが・・・
関連記事(日刊ゲンダイ)
2010年03月23日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
●一日も早く辞めさせろ
開会中の都議会で、今週、トンデモない石原慎太郎都知事の“浪費ぶり”が暴露されていた。08年から09年の東京五輪招致のための5回の海外出張すべて(23泊中21泊)で、東京都の規定上限を大幅に上回る宿泊費が使われていたのだ。
石原は過去にも豪華海外出張のムダ遣いが批判され、3年前の都知事選直前に東京都は改善策を出している。そこには、「ホテルは、セキュリティーや非常時の連絡体制など条件を備えたものから、最も価格の低いものを選定する」とある。石原は、自分で改善策を出しておいて、全く守っていなかったのだ。3選が危うくなって、慌てて作ったのだろう。都民をバカにするにもほどがある。
今回のムダ遣いで最もヒドいのは、08年の北京五輪視察だ。たった1泊の滞在なのに24万3000円の超豪華スイートルームに泊まっていた。それも夫人同伴である。
「知事夫妻が宿泊したのは、128平方メートルもの広さのある『長城スイート』。部屋にはバス・トイレが2カ所、ウオークインクロゼットが2カ所もある。五輪でホテルが混雑し、価格が高めの時期だったとはいえ、事前の旅行代理店からの連絡では、1泊8万5000円のエグゼクティブダブルに空きがあった。それなのに、都側はスイートを予約したのです。夫人には、海外出張支度金4万3120円も支給されていました」(都政関係者)
昨年のローザンヌ(スイス)出張でも、12万2850円の部屋に泊まっている。これは知事の宿泊費の規定上限3万3500円の3.7倍だ。他の出張先でも石原の宿泊代は平均8万円だ。
都議会では、この問題を追及した共産党の吉田信夫都議に対し、吉川和夫知事本局長が、「規定を超える部屋を使ったのは、要人との会談の可能性があったから」と説明した。しかし、実際は要人とは会談せず、吉川局長の答弁はシドロモドロ。石原知事に至っては、「自分の泊まるホテルを指定したことはございません」と開き直る始末だった。
石原の浪費はホテル代だけじゃない。航空機はいつもファーストクラスで、現地では必ず専用車を使う。一方、共産党の調査では、埼玉や大阪など多くの大都市圏の知事は、ビジネスやエコノミーに乗り、現地でもマイクロバスや公共交通機関を使っていた。
石原知事よ、とっとと辞めてくれ。
(日刊ゲンダイ2010年3月20日掲載)
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