プロフィール

ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

前ブログ: 『タカマサのきまぐれ時評

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文部科学省のカリキュラム統制・学習権・ナショナリズム

■「とばっちりとしての在日イジメ2」(02/26)の続報。



高校無償化:衆院文科委が朝鮮学校視察へ

 高校無償化法案を審議している衆院文部科学委員会は2日、理事懇談会を開き、3日に朝鮮学校専修学校などを視察することを決めた。朝鮮学校について鳩山由紀夫首相は2月「どういうことを教えておられるか必ずしも見えない」と支給対象外とする方向を示唆し、波紋を呼んでいる。文科委は視察結果を審議の参考とする。

 文科委は3日、東京都北区東京朝鮮中高級学校世田谷区区医師会立看護高等専修学校、横浜市の東京横浜独逸学園を視察する。【本橋和夫】

【関連記事】
<子どもに対する支援を解説>手当と無償化
<民主党の思惑は?>家計支援2法案:「子ども手当」「高校無償化」衆院審議入り 成果急ぐ民主
<私立高校はどうなる?>教育転換:政権交代の波/3 公立高校無償化
<高校無償化はどこまで>鳩山首相:朝鮮学校の除外は未定 高校無償化で
<高校無償化の内容は?>川端文科相「現金、個人に渡さぬ」
毎日新聞 2010年3月2日 15時00分(最終更新 3月2日 15時52分)

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■「どういうことを教えておられるか必ずしも見えない」とかいうが、各種学校などと同様、どうせ視察したことがないくせに、いうのは、偏見というか、差別意識の産物の発言なんじゃないか? ■というより、専修学校をあわせて視察するのって、朝鮮学校バッシング、ってとがめられないよう、アリバイ工作しているだけ、って印象がぬぐえない。 高校無償化:朝鮮学校適用を NGOが声明 /大阪

 高校無償化法案の対象から朝鮮学校を外すかどうかが検討されている問題で、「コリアNGOセンター」(鄭甲寿代表理事、大阪市生野区)は1日、朝鮮学校への無償化適用を求める声明文を出した。

 声明文は、「そもそも無償化は学校支援ではなく、子どもを持つ家庭への負担軽減が目的のはず」と指摘。さらに「朝鮮学校は学習指導要領に合わせた教育課程を実施している」と述べ、「無償化からの排除は明確な差別的取り扱い」と非難している。【田中博子】
……
毎日新聞 2010年3月2日 地方版




高校無償化:朝鮮学校を除外しないよう要請 首相に市民団体が郵送 /愛知

 政府が高校授業料無償化の対象から朝鮮学校を除外することを検討しているのに対し、地方議員や識者らでつくる市民団体「日朝教育・文化交流をすすめる愛知の会」(会長・橋詰洋三弁護士)は1日、鳩山由紀夫首相らに除外しないよう求める要請書を郵送した。

 要請書は「朝鮮学校は授業内容も日本の学校と同等の水準を教えており、教科書や授業内容も公開している」「多文化共生社会を実現するうえで民族教育権の保障問題は出発点」と主張している。

 同会の一員でもある愛知朝鮮学園の文光喜(ムングァンヒ)理事長は県庁で記者会見し「日本で生まれ育った朝鮮高級学校の生徒に対し、教育の機会平等の権利を奪おうとすることは断じて許せない」と訴えた。【月足寛樹】

【関連記事】
鳩山首相:朝鮮学校の除外は未定 高校無償化で
高校無償化:「朝鮮学校、対象外の方向」首相が言及
高校授業料:滞納分を無利子で融資 厚労省が特例で
橋下大阪知事:運営不振の府立高に「撤退ルール」
高校無償化:朝鮮学校、対象外の方向 首相が言及
毎日新聞 2010年3月2日 地方版

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■これら、学習権保障について、ツッコミをいれる連中は、ターリバーンやらアルカーイダ、朝鮮等をテロリストよばわりする資格のない、世界の非常識集団といってよかろう。■たとえば児童の権利条約の第30条

 「種族的、宗教的若しくは言語的少数民族又は原住民である者が存在する国において、当該少数民族に属し又は原住民である児童は、その集団の他の構成員とともに自己の文化を享有し、自己の宗教を信仰しかつ実践し又は自己の言語を使用する権利を否定されない。」

という条文の価値を全否定するだとか、朝鮮学校にはあてはまらないなどといった妄言をはく連中とは「議論」など不可能だとおもうので、コメント欄にかきこんできても、あいてにしない。反応するとすれば、逐一、いかに破綻したエセ議論を展開しようと むなしい作業をしているか、証明するための素材としてのみ、あつかう。
■そして無視できないのは、在日コリアンを大量にかかえる自治体の首長が、つぎのような発言をしても、致命傷にならないような素地が現にあるという現実。学習権と、政治問題なんてのは、リンクさせる方がおかしい。こういった発言がまかりとおるのは、大阪の民度の問題だ。



朝鮮学校無償化、拉致への対応次第…橋下知事
3月2日23時21分配信 読売新聞
 大阪府の橋下徹知事は2日、府が来年度から実施する年収350万円未満の世帯への私立高校授業料無償化の対象に大阪朝鮮高級学校を含めるかどうかについて、「拉致問題を切り離して考えることはできない。在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)はしかるべき対応をしてもらわないと」と述べ、朝鮮総連側の対応次第で除外する考えを示した。

 朝鮮学校を巡っては、政府内でも、高校授業料無償化法案の対象とし、生徒1人あたり年約12万円の就学支援金を支給するかについて、意見の対立があり、検討が続いている。

 橋下知事はこうした状況を受け、報道陣に「(朝鮮総連が)拉致問題の解決に向け、きちんとやっていくことを表明するのが一番。(そうでなければ)同列に扱うことはできない」と強調。さらに、「府の施策にかかわることは僕が判断したい」と述べ、国が法案の対象に含める場合でも、府の制度の対象外とする可能性も示唆した。
最終更新:3月2日23時21分

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■また、鳩山首相「発言の耐えられない軽さ」 朝鮮学校問題でまたまたぶれる(3月2日19時12分配信 J-CASTニュース)といった、朝鮮学校バッシングを当然視するような見解にたった議論がまかりとおるのも、おかしい。■金満欧米人がかわよわせるインターナショナルスクールのばあいは、学費援助等が不要だろうが、朝鮮学校やブラジル人学校など、民族性維持はもちろん、ばあいによっては基本的な学習権自体が侵害されそうな現状にある各種学校や私塾にかよう生徒たち。かれらの学習権、保護者の教育権を、偏狭なイデオロギーによる政治主義から攻撃するのは、すじちがい。
■まあ、つぎのような無自覚なファシストが県政をしきるような日本列島である以上、平均的民度のあらわれなのだろう。移民二世や旧植民地出身者の子孫たちの学習権を維持するためには、日本国籍者の学習権・教育権が保障されないとね。


君が代不起立教職員の氏名収集で知事、「今回の判断は理解できる」/神奈川

神奈川新聞」2010年2月4日

 松沢成文知事は3日の定例会見で、県教育委員会が県個人情報保護審査会の答申に反し、卒業、入学式の君が代斉唱時に起立しなかった教職員の氏名収集の継続を決めたことについて、「(県教委の)判断は理解できる」とあらためて見解を示した。

 知事は「起立して、模範を見せることが大事という見解があり、きちっと(教職員には)指導していただきたいと思う。わたしとしては今回の判断は理解できる」と話した。答申とは全く異なった方針になったことには「(答申は)最大限尊重されるべきだ」とした上で、「今回は例外的な対応と考える。これをきっかけに誰もが(答申に)従わなくなるということはあり得ない」と述べた。

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■処分をふくめた強制力を行使しないかぎり したがわない層がすくなからずいる。あるいは面従腹背層が相当いるといった現実を直視できないというのは、思想信条の自由という理念を拒絶しているということにほかならないし、強制力をはたらかせないと おもった方向にみちびけないという、指導力不足=無力さを露呈しているという自覚がないか、公式にみとめることができないような、つよがり体質があるという証拠。■セックステクニックとか人格とかではなくて、単なる暴力、あるいは薬物によってしか、ヒモをつづけられない(女性の搾取を維持できない)ような、クズなオトコと同様、右派の思想統制は、風前のともしびとおもわれる。左派が高齢化して壊滅状態になっても、生徒が、ネット右翼層・街宣右翼層のような少数派以外、旧来型右派を、しんそこバカにしきって、まともにあいてにしないだろうから。■偽善的左派が埋葬されるのと同時に、くさった右派の自滅がはじまる。
■意外な右派ぶりを露呈した鳩山総理だが、右派の葬送交響曲の序曲かもしれないね。



【旧ブログ関連記事】
●「右派のみなさんは、思想信条の強制を当然視している
●「保守系媒体の教育論2(読売の国旗・国家論)
●「とばっちりとしての在日イジメ
●「朝鮮総連の集会に数千人 警視庁が厳戒態勢(静岡新聞)
●「(朝鮮総連)日比谷野音使用不許可の件につき(Arisanのノート)
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タグ : 1984年 真理省 ハイパー独裁 ナショナリズム

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コメント

憲法第89条違反です。朝鮮かどうかの問題ではありません。

厳密にとれば、いろいろでますが、それもみとめるんですね?

ウィキペディア「日本国憲法第89条」

公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。

英訳文
Article 89.
No public money or other property shall be expended or appropriated for the use, benefit or maintenance of any religious institution or association, or for any charitable, educational or benevolent enterprises not under the control of public authority. …

解説
 政教分離の財政面での徹底、税金の濫費の防止などを目的とする規定である。
 判例によれば、この条文でいう宗教団体とは、布教や具体的な宗教行為の実践を本来の目的とする団体に限られるとされる。換言すれば、特定の宗教に基づいて運営されているというだけでは、この条文でいう宗教団体には該当せず、献金や助成は合憲である。これは日本遺族会への献金の合憲性をめぐる訴訟で初めて判示されたもので、後に公明党への政党交付金を正当化する法理となった。
 これとは別に、私立学校振興助成法による助成は憲法違反にあたるのではないかという指摘がある

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■憲法学者が、どう議論しているか勉強していませんが、うえの記述にあるとおり、もともとは政教分離関連で特定の宗派にかたいれしないよう、公権力を抑止するのが条文の立法趣旨だとおもいます。■したがって、ミッション系や仏教系をふくめた私学にもさまざまな優遇措置がはかられてきた経緯をみれば、「公の支配に属しない」をモジどおり厳密に適用はしないという運用解釈がなされてきたはずです。児童生徒の学習権を重視し、たとえば反憲法的理念を公然とおしつけるようなカリキュラムが露見したりしないかぎり、権力的な介入をしないことはもちろん、税制上の優遇だとかも当然みとめるという解釈をしてきたと。■石原慎太郎氏をはじめとする、「厳密」派は、エラそうに、私立学校振興助成法などを違憲視ししていますが、その趣旨を、この条文の文言どおりの厳密な適用をはかっていくと、自治体が「伝統」的にユチャクしたきた寺社とかへの公金支出や用地提供、神道系の私学や学習院なども享受する優遇措置、国立大学のカリキュラムはいうにおよばず、皇室の宗教行事にもいっさい公金はつかえないことになります。

■『通行人」のかたがたこそ「墓穴」をほるとおもいますが、厳密に解釈してもいいんですね?

■ちなみに、文部科学省が、事実認識上のキズを理由に、教科書検定で実質的な検閲行為をくりかえしてきたことは、明白な事実ですし、「日の丸・君が代」が国旗・国歌あつかいを法制上されるまえにも おしつけてきた 過去の経緯は違反じゃないのか? とか、公権力が自明視してきたカリキュラムや行事等の正統性がとわれてきます。■当方は、義務教育段階でのカリキュラム自体が、正統性=市民的素養としての正当性を確保しえているか微妙だとかんがえています(http://harana.blog21.fc2.com/blog-entry-6.html)。逆説的なことをいうなら、公権力こそ、ゆるめに「公の支配」を解釈しておかないと、自分たちのくびをしめることを、充分わきまえているんで、ユルめに解釈したきたんじゃないかと。

■近年の朝鮮学校は、学習指導要領に準じた教育を実践しているようですし、だいぶまえから、私学を中心に朝鮮学校修了者に受験資格をあたえてきました。それでもなお、高等学校に準じないといった解釈をしたがるってのは、やはりバッシングだとしか解釈できないんですが…。

新自由主義的にやれば?

宗教関係その他の学校への補助はなくしたほうがいいんじゃない? その代わりに進学したい人への学費補助制度に切り替えて、高い学費設定しても進学者に国からお金が出るようにする。
直接、私学の学校へ補助を出すのって天下りのためかもしれないと疑っています。
私学助成分を家計に渡す(私立学校の領収書もっていくと還付する)ほうがすっきりするけどなあ。

そうですね。奨学金制度が基本が正論です

■ただ、教育バウチャーみたいなものではなくて、奨学金制度というのは、ネオリベ的ではなく、社会主義的だという点。■ちなみに、ミルトン・フリードマン(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%B3)がとなえたような、目的をさだめない教育バウチャー(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%99%E8%82%B2%E3%83%90%E3%82%A6%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC)は、経験的にも、おそらく空論であり、富裕層をより有利にするという点で、自由放任主義の欺瞞性を象徴しているような気がします。■(新)古典派系(つまりは、自由主義的=リバタリアン系の市場主義者)が理想視するような機会均等は、いまだかつて実現したことがなく、それは、かれらもモデル化してきたとおり、情報格差が資本主義の本質だからです。潜在的能力を充分に開花させるような制度は、市場にはうめこまれていない。教育バウチャーにしろ、ひょっとすると、給付制(=非貸与)奨学金の拡充さえも、格差拡大に機能するかもしれません。ましてや、公立学校の学区廃止とか、私学への助成金を拡充するといった施策は、結局のところ、かちぐみ富裕層の次世代を不当に優遇する可能性があります。なにしろ、どうたちまわるのが、近未来的な市場動態において有利かというのが、富裕層ほどゆたかに蓄積ないし共有されていますからね。富裕層は、たがいに競争しつつも、こと貧困層とか「中の下」クラスとは、階級的に敵対するというか、たがいの情報量をネットワーク化することで、事実上の「参入障壁」をつくっているとおもいます。■たとえば、助成金制度をどんなに拡充しようが、東の横綱「筑波大附属駒場」、西の横綱「灘」に進学する小中学生のなかに貧困層は、ほとんどわりこめないでしょう。そして、その原因は、受験テクニックに適応的なDNAとかの問題ではありません。日米にかぎらず、リバタリアン系の御仁たちは、公然といわないまでも、自分たち、「かちぐみ」が、遺伝子的に知的優位にたつ宿命にあって、自分たちの「勝利」は宿命だったと信じきっていますが、フランスの労働者家庭にそだった社会学者、ピエール・ブルデュー(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%BC)が文化資本という概念でもって、世代間の教育選抜を介した階級的再生産を論じたように、かれらの「かちぐみ意識」は、おそらく「虚偽意識」です。かれらは、「うまれつきの才能で、かつべくしてかった」と信じきっているけど、自分たちがどんなに有利な出自と制度的助力をえていたかという事実にめをふさぎ、「敗者」との質的断絶をソボクに信じすぎています。■その意味では、ネオリベ系の人物が、ちょっと社民主義的に妥協したかのような、あるいは、市場原理の暴走に憂慮をしめしたかのような、偽善的・欺瞞的な虚偽意識の典型例が、教育バウチャーの擁護なんじゃないかと、うたがっているわけです。

もし朝鮮民族学校が全体主義だから公的扶助からはずすのだとしたら、日本の学校も同じです。
戦前の学校は北系学校とスタイルがうり二つだし、戦後も君が代・日の丸のおしつけをはじめ、7~80年代に猖獗をきわめた管理教育もファシズム教育でした。
そもそも、学校は子どもの収容所であったり、ナショナリズムと密接にからむ「文化」・「文明」のイデオロギー注入センターだったりするわけです。
かりにそれがおかしいとするならば、日本民族学校も含むすべての学校に補助金をつけるべきではないということになります。

同感です

ワタリさん

■ただ、本文にもリンクした「右派のみなさんは、思想信条の強制を当然視している」(http://tactac.dreamlog.jp/archives/51657030.html)でもかいたことなのですが、かれらは、イデオロギー注入の自覚がないわけです。「空気」なんですね。かれらにとっては。■創造論とかにしがみついているアメリカ南部のプロテスタント原理主義者たちと同様、自分たちが「世界の非常識」にまどろんでいるという自覚がなく、自説とことなる「世界の常識」をもちこまれることが、あたかも「毒ガス」をふきこまれたような過剰反応をしめすと。■かれらは、戦前の日本人の大半の知的水準が、現在の北朝鮮国民未満だった歴史的事実、現在も「ハイパー独裁」の被害者・加害者として、過去の先行世代や、現在の隣国と連続性があるという現実を直視できません。いくら、事実をつきつけられようと。
■しかも、巨大匿名掲示板やウェブ投票などでもわかるとおり、一部の突出した おかしな連中の おおごえが、サイレント・マジョリティを圧倒してしまうという、おそろしい現実があります。■あるいは、単に右派的なパフォーマンスにしかおもえない政治家が、おそろしいばかりの支持をあつめるといった現実さえあります(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%8B%E4%B8%8B%E5%BE%B9http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E5%8E%9F%E4%BF%A1%E4%B8%80)。右派に圧倒されるサイレントマジョリティどころか、右旋回の自覚がないファシズム国民みたいです。

自動調整幻想

 個々の家計に教育費を補助すれば、消費者主権で学校教育が市場原理により質が向上するって議論がありますね。
 どういうマーケットを想定し、教育の何を質として考えているのかを棚上げして議論しているのだけど、自分が「何を考えていないのか」がわかっていない。ということは何を考えているかもわかっていないってことだけど。
 その辺を書いたエントリーとコメント欄です。

http://ameblo.jp/kandanoumare/entry-10293791027.html

 消費者主権にすると最適解が得られるというのは、うちのブログでは、「自動調整幻想」とネーミングされています。

 しかし、教育費を家計に補助するとか奨学金とかいうのだったら、そこで資源再配分機能をデザインしたっていいのにね。教育困難家庭に厚く配分する。おそらくネオリベさんは利権が忍び込むというのでしょうが。
 新自由主義的改革だって、「それによって新しい利権構造ができることではない」って、ちゃんと証明できてない。現状維持だったら、現状強者のほうが有利なわけだし。

天皇制支持者と同様、一貫性の無さが問題

「厳密にとれば、いろいろでますが、それもみとめるんですね?」という題名が示唆的である様に、自派(とおもいこんでいる存在)をも拘束する可能性のある規範なら、その規範の善悪はともかく一貫性はあるわけでしょう。しかし、たびたびとりあげた『国家主義を超える』において、伊勢神宮の歴史をさかのぼればそもそも皇族とつながりはよわく農業従事者とのつながりこそつよかった(http://harana.blog21.fc2.com/blog-entry-125.html)、という指摘がなされているのですが、にもかかわらず「伊勢神宮は本来の用途であった、農業従事者の集会の場にもどすべきである。そうした史実にもとづいた伝統の復権のためには天皇および皇族との対立も辞さない」という、史実をふまえた真の伝統を復権させようとする意見を、保守派とおぼしき人士からきいたためしがないのですが、それはよもや貝枝が情報弱者だから、という結論ではありますまいな。

おふたり あわせて

kuronekoさま

…たとえばお金持ちが、うちは最高の家庭教師をつけるから、学校には行かせない、と言い張ると、憲法に定める義務教育のいはんになるのでしょう。 これって親の教育権の侵害にはならないのかな。有志の親を募って、私学を作り、そこに通わせるならOK.でも、その学校は、国家の認可を受けた学校でなければならない」(http://ameblo.jp/kandanoumare/entry-10293791027.html#cbox
 ↑ ■罰則がないし、当然ですが、実際になんらかの処罰をうけた保護者はいないはずです。過去にも、学校にかよわせずに、司法試験の一次試験(一般に短答式・論述式といわれる二次試験の受験資格)に合格させたとかいった、右翼とおもわれる父親とむすこが、写真いりで報道された記憶があります。父親が処罰されたとは、きいたことがありません。■したがって、かねもちたちによる、ホームスクーリングがはやる可能性はあります。しかし、そんなことより、インターナショナルスクールにかよわせて、英語づけにするとか、スイスあたりの寄宿舎制の私立学校などに留学させるといったあたりが、富裕層の定番=日本の公教育からの「脱出」なのではないでしょうか?■超富裕層のうごきは、それこそ、厳罰などをもった規制をしかないかぎり(結局は、国外脱出と結果をうみだす)おさまらないでしょう。

■したがって、公立小学校の学区廃止だの、私立小学校の設立などによる、新自由主義的な「自由化」をのぞんているのは、超富裕層とはいえない、保護者の年収が600~2000万ぐらいの層なのではないでしょうか? ■そして、これらの「教育熱」を権力をもっておさえこむことは困難で、結局は「市場原理」といった美名による格差拡大が放置されそうな予感があります。公立中学が小中一貫とか、中高一貫とかに転換して、ブランド化をはかるとか、中学の一部が受験塾に教室をかしだすとか、そういったうごきを「格差拡大」ということで阻止できるかどうかは、微妙でしょう。「ワーキングプア」層は、サイレント・マイノリティなので。■実は、人口がどんどんへっている(日本人児童のかよう公立・私立に進学して)朝鮮学校のばあいも、生徒や保護者は、サイレント・マイノリティとして、かれらの意向は、なかなか表面化しません。当事者OB/OGらによる民族系NPOだけでなく、左派系・社民系の運動体などが「代弁」しないかぎり。
■「自動調整幻想」に抵抗する方策はあるでしょうか? ■根井雅弘『物語 現代経済学  多様な経済思想の世界へ』(中公新書)あたりによる、解毒というか、主流派経済学至上主義のあやまりを周知する運動とか、そのヘンでの地道な啓発活動、自衛作業しかなさそうですが。


貝枝さま
■京都の御所だの、伊勢神宮など、「本来の伝統」をちゃんと護持してから、議論してほしいものですよね。■まあ、右派・保守派の大半は、ニセモノであり、「伝統の創造」論に反論できないような連中だらけです。しかし、大衆の無知につけこんで(あるいは、意図的にか放置して)、でかいツラをつづける。■防衛策は、ただひとつ、民度の上昇しかありません。やはり、こういったばあいは、障害学的な正論は無力で、「できないなら、かりればいい」は、通用しません。「だまされる方がわるい」の世界ですから。

前便補足

■右派とネオリベ(新自由主義)とは、本来対立するはずです。■前者は、本来の(はえある)伝統に回帰することで現状の腐敗状態を脱却し(そこから解放され)、きたるべき かがやかしい未来に到達するはず、という信念(主張ないし幻想)であり、後者は、不条理な規制ばかりの不自由な現状を脱却し(そこから解放され)、きたるべき かがやかしい未来に到達するはず、という信念(主張ないし幻想)だからです。■いいかえれば、前者にとって 未来のカギは 復旧にあり、後者にとって未来のカギは 変革にあるからです。
■しかし、歴代の自民党政権や現在の民主党が親米保守と改憲を基軸としてきたように、復古は親米と、改革は文化解体と むすびつくという、ミズとアブラの融合、いわゆる「乳化」作用が体制がわには一貫していました。一見不可解なユチャクですね。■その典型例が教育改革で、右派の大半は、中ソの影響をうけた日教組の文化破壊をさかんにいいたてますが、実際の日本の文化現象の主軸は追米系の文化解体です。左翼運動や反体制運動なんてのは、大衆文化の異化系サブカルチャーにすぎません。日教組系の教員が生徒たち次世代にあたえた影響をあげるとすれば、せいぜい、厭戦気分を正当化する、ゆるい反戦ムードと、ゆるいフェミニズムほかリベラリズムでしょう。まあ、右派が、はぎしりするのは、わかりますが(笑)。

■したがって、同時代の教育実態を非難するときも(合理的根拠などないので、批判とはいえない)、自己矛盾にみちた責任転嫁が大半です。■かれらは、「ちいさな政府」論による やすあがりの教育を追求することで 格差拡大することを放置するという手法で、保守主義とは につかわしくない 文化的断絶を容認します(結果は、左派系・リベラル系きょういんに転嫁する)。「ちいさな政府」論による やすあがりの教育を追求しつつ、国家主義を効率よく注入したいのか、反発や面従腹背をはびこらせて支配に失敗していることをうすうす自覚しつつ、日の丸・君が代など権威主義的制度のおしつけをくりかえす。
■「ちいさな政府」論による やすあがりの教育を追求したいのなら、法科大学院などの市場的に破綻した制度など導入しないはずですし、外国人学校など放置すれば、いいわけですね。■ま、実際には、かなりの程度、「放置」主義は、はびこっていますけど。私学への助成を憲法違反などの意見を考慮して、私事として放置する。「学問の自由」「大学の自治」理念に遠慮して、カリキュラム内容には、ふみこまないとか。

■一方、既存の利害を維持するために保守主義に徹するなら、「ちいさい政府」は なじみません。少人数教育で、国家主義的理念を注入する必要がある。予算も、人材養成から教材・ハコもの等々、潤沢にくばるべき。■同化主義に応じて、学習指導要領に準じた教育を導入した朝鮮学校の実態を把握したなら、さっそく「一条校」に指定して、どんどん助成して「同化」を促進するとか。■しかし、右派の先々々代あたりが重宝がって搾取した朝鮮半島出身者の子孫を、ガン細胞のような敵視によって排除しようという、「王道楽土」とか「五族協和」などと美名をかたっていた、先々々代ほどの つかいわけさえしない。まあ、日韓議員連盟とか、右派どおし よろしくやっている組織もあるようですけど。■かれらは、ネオコンどころか、ネオリベとさえ、容易にてをつなぐという、不可解な行動をとって、ひたすら既得権護持にはしることを、「保守」とこころえているようです。

■言語教育にしろ、かれらの共通項は、「うつくしい国語」と「うつくしい英米語」のバイリンガル推進とかなので、まあ、イギリスに留学するのが おすきな皇室あたりの「和魂洋才」が、おとしどころなんでしょう。■そのときの 政治経済情勢にあわせて、ネオコン系にふれたり、ネオリベ系にふれたりするからには(政治家当人は、かわらなくても、ヘゲモニーが変化する)、本質は「和魂洋才」というなの、「利魂米才」なのだろうという結論にたどりつきました。かれらにとっての、「伝統遵守」は おそらく ポーズですし、「政治改革」もポーズです。かわった点といえば、農村票の急減をうけて みすてて、都市部保守層にのりかえようとして、失敗したってことか? ■伝統なんて 本気で保守する気などないし、理不尽を徹底的に改善して変革する気もない。そういったポーズを、よくわかっていない「B層」あたりに ふりまいて、集票したあとは、健忘症をまつ。最近は、この手法の破綻がすこしみえますけど、昨今の迷走だって、どうせ選挙民は、わすれるとおもいます。小泉政権圧勝をつくった責任が自分達にあることさえ、わすれていますし。
■その意味では、朝鮮学校問題も、地方参政権も、ちゃんとかんがえて投票する人物なんて、ごくごく一部でしょう。

朝鮮学校、来月無償化見送り

朝鮮学校、来月無償化見送り=第三者機関で審査-政府方針
3月12日18時23分配信 時事通信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100312-00000163-jij-pol

だ、そうです。
だったら2010/03/03 08:49におけるタカマサ氏のコメントの様に、朝鮮学校以外にも厳密に解釈して基準を適用するんだろうな?右派どもは。
何より天皇制および天皇個人に対して厳密に史実にもとづいた伝統どおりに規範を課せよ。洋装なんかさせないで、つねに神主さんみたいな格好をさせろや。まあ、その場合でも残念ながら京都などの古都は天皇家の私物とされてしまうので、ふるければいいってもんじゃなく、ふるかろうがあたらしかろうが人権が問題なのだが、京都の古都を天皇家の私物とみとめた場合であっても(くりかえしになるが)伊勢神宮は農業従業者の共有物という本来の用途にもどして天皇を伊勢神宮から排除せねばなるまい、左派以上に右派こそが。
でもって、天皇は平安京あたりを根城にする侵略者という史実に沿った存在になり、これが本当の『平安京エイリアン』ということでオチとしてはどうですか?

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