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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

前ブログ: 『タカマサのきまぐれ時評

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人口減・郵便減・交通減

■「4割が「子ども必要ない」20~30歳代は6割-内閣府調査(産経)」の続報。


元日配達の年賀状、3年ぶり減=日本郵政
1月1日11時0分配信 時事通信
 日本郵政グループの郵便事業会社(日本郵便)は1日午前、原口一博総務相を招き、郵便事業発祥の地である日本橋支店(東京都中央区)年賀状配達出発式を開いた。元日に全国で配達される年賀状は前年比0.5%減の20億8500万通と、3年ぶりに前年を下回った。昨年末までに引き受けた年賀状が、前年に比べて1.4%減ったため。
 
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■しかし、人口がへっている以上、年賀状への熱意ほかの平均水準がへらなくても、あつかい量がへるのは当然だろう。人口減にもかかわらず みぎかたあがりなどが想定されている方が どうかしている。■あと、総量がへらなくても、年末までにだせない層もふえていそうだし。



21年の人口動態 人口減少幅さらに大きく
「産経」2010.1.1 10:00

出生数と死亡数
出生数と死亡数の推移
 厚生労働省は31日、平成21年の人口動態統計の年間推計を発表した。日本在住の日本人の人口は、過去最大の7万5000人の自然減となる見通し。出生数が前年に比べ大幅減となったことに加えて、死亡数も昭和22年の統計開始以来最多を記録したため。自然減は3年連続で、人口の減少幅は今後さらに拡大する見込みだ。
 人口動態統計の年間推計は、1月から10月までの速報値を基に1年分を推計した。
 出生数は前年比2万2000人減の106万9000人。過去最少だった平成17年の106万2530人に次ぐ低さで、2年ぶりに減少傾向に転じた。出産適齢期の女性数減や、1昨年秋以降の不況が影響したとみられる。厚労省では21年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供の平均数の推計値)が前年と同水準の1・37程度になると見込んでいる。
 死亡数は高齢化が進み前年比2000人増の114万4000人と過去最多を更新。7年連続100万人超えとなった。出生数から死亡数を引いた自然増加数は3年連続マイナスとなった。
 婚姻数は71万4000組(前年比1万2000組減)で2年ぶりに減少。離婚数は25万3000組(同2000組増)で7年ぶりに増加した。

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■まあ、この自然減(アジアへの わかもの労働移動など、社会減も かなりありそうな気がするが)だけをみるから、7.5万人が総人口1億2730万弱の0.05%でしかないので、年賀状の元日配達分が自然減以上の意味をもっていることは たしかだろう。■しかし、「道路交通需要の動態と政界=「ムダ」とはなにか41」でとりあげたとおり、「みぎかたあがり」を前提に予算獲得・執行をくりかえしてきた国土交通省当局でさえも、「道路交通需要」という推計によって、あたまうちと漸減傾向を白状する事態においこまれた。「交通量のコンピュータ・シミュレーションは、なぜ機能しない?=「ムダ」とはなにか28」でとりあげように、つごうよくデータ解析・推計をネジまげてきた当局でさえもだ。

■人口減にともなう需要収縮をおそれる議論はおおいが、「21世紀は自動車の時代がおわる過渡期」「自動車依存症社会のゆくえ」などでのべたとおり、人口と依存度は、基本的に減少傾向にあるのが この列島の長期的波動であり、それ自体はわるくないことだとおもう。わかい男性の自家用車指向の弱化などを、「草食系男子」などの特徴にあげている層は、ふるい感覚世代だといえるとおもう。■エコミカルにかんがえても、エコロジカルにかんがえても、高齢者・乳幼児・障碍者など交通弱者の移動と、物流以外は、自動車依存からの脱却が合理的だし、物流だって、すくなくすませられなら、すくないほどよい。フード・マイレージとかをかんがえた、地産地消といった観点からもね。

■再三かいたとおり、地域間の経済格差がなくならないかぎり、そして、インターネットをふくめた情報流通がへらないかぎり、ヒトの移動が劇的にへることは かんがえづらい(航空機をとばす経済力・エネルギー危機はありえる)。
■しかし、ヒトの移動だって、人材養成や経済原則・文化的摩擦などをかんがえるなら、移動距離がすくなくてすむほどいにきまっている。とおくまで移動しなければ、情報や人脈や物財にアクセスできないというのは不幸なことなのだ。欲望がかきたてられる一方で、それをみたそうと、移動・輸送が加速化されることが無際限に正当化されてはならない。「おおきいことは いいことだ」の発想にムリがあり、いずれ破綻することは はっきりしたのだから、移動・物流にも おのずと限界があること、欲望充足には なんらかの はどめが必要なことも、あきらかだ。■物理的に移動させることに エネルギーがともなう ヒト/モノの輸送≒人材・物財の利用の基本は、地産地消を軸とすべきであり、なにからなにまで 海外から調達するのが当然といった発想からは「卒業」しないと。市場原理以外にはどめがない、といった構造は、あらためないとね。市場メカニズムがいつも合理的な保証などないことも、いろいろ実例が確認できたわけだし。


■1年に一度きりの あいさつだの近況報告としての年賀状が「年中行事」「伝統」とみなされるのは、もちろん『創られた伝統』 (ホブズボーム「伝統の創造」論)の次元のはなし(近代郵便制度とか、太陽暦による新年感覚の定着などがないかぎり、元旦に一斉のカード配達なんて風習がなりたつはずないしね。■インターネット環境が、ユビキタス化するにつれて、かみに かかれた形式の郵便が物理的にはこばれる比率はへりつづけるだろう。ディジタル的に通信ですますか、本人が おみやげもって 直接あいにいくか、双方に分極していきそうだから。


●「年賀状 - Wikipedia
●旧ブログ「地産地消」関連記事
●日記内「地産地消」関連記事
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コメント

■日本の人口、7万5000人自然減 09年・過去最大幅-人口減は必ずしも悪いことばかりではない!!

こんにちは。人口減に関しては、随分前から少子高齢化といわれてきましたので、周知の事実ではありましたが、数年前から実際に人口減が起こっており、昨年は7万5千人が減となりました。これは、極普通の市に相当する人口が減ったことになります。マスコミは、日本の危機を煽るだけに終始し、それに対する解決法などは全く提示しません。私のブログでは、こうしたマスコミの姿勢に対抗し、まずは、根拠のない煽りに対しては、その根拠が脆弱であることや、根拠のないことの根拠をあげたり、危機の解決方法の解消法などあげるようにしています。人口減に関しては、確かに危機的な側面もありますが、それは、従来のままの経済や社会を維持しようとするから危機なのであって、けっしてそうではないことを掲載しました。詳細は、是非私のブログをご覧になってください。

失礼ながら、コメントの意図が不明です

yutakarlsonさま

■記事(http://yutakarlson.blogspot.com/2010/01/blog-post_02.html)を拝読いたしましたが、残念ながら、北欧等を根拠とする人口減少肯定論には、賛同しかねます。植生ほか自然環境がまったくことなりますし、キリスト教文化ほか、社会環境もちがいすぎるからです。

■ちなみに、一応確認しておきますが、この記事および関連記事をご覧になったうえで、コメントをおかきになりましたか? 別にブログの広報活動等に活用されることは自由ですが、当方の今回の記事はもちろん、過去記事も、一度たりとも、日本の人口減少の危機…といった論調をとったことがありません。ちかって。■したがって、通常のコメントであれば、「人口減に関しては、随分前から少子高齢化といわれてきましたので、周知の事実ではありましたが、数年前から実際に人口減が起こっており、昨年は7万5千人が減となりました。これは、極普通の市に相当する人口が減ったことになります。マスコミは、日本の危機を煽るだけに終始し、それに対する解決法などは全く提示しません。…」といった まえふりは、ありえないはずです。

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