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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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法と言語 学会 2009年度年次大会、ほか

法と言語 学会2009年度年次大会のご案内

 2009年度年次大会(第1回大会)が、2009年12月12日(土)に、金城学院大学(名古屋市)にて開催されます。

■日時 12月12日(土) 午前9:00 受付開始 (大会プログラムは9:30開始)

■会場 金城学院大学

■プログラム  
9:30-9:40開会の辞 首藤佐智子(早稲田大学)
9:40-10:20基調講演「法言語学の魅力と可能性―法律用語の分析から」大河原眞美(高崎経済大学)
10:20-10:30<休憩>
10:30-12:00
記念シンポジウム
「ことばが司法判断に与える影響 司法通訳との関連から―
法律実務家、司法通訳実務家、法廷通訳研究者という3つの立場から語るメルボルン事件
モデレーター 水野真木子(金城学院大学)
パネリスト:
近藤厚志大阪弁護士会弁護士 メルボルン事件弁護団)
長尾ひろみ(神戸女学院教授 司法通訳人 メルボルン事件弁護団通訳研究チーム)
水野真木子(金城学院大学教授 メルボルン事件弁護団通訳研究チーム)
12:00-13:15<昼食>
13:15-13:45口頭発表1「コーパスを用いた評議における制度的談話の考察」堀田秀吾(明治大学)
13:45-14:15口頭発表2「方言と裁判」札埜和男(京都教育大学附属高等学校)
14:15-14:45口頭発表3「植民地独立後アジア地域の司法言語政策の比較」リチャード・パウエル(日本大学)
14:45-15:15口頭発表4「事例報告: 要通訳の裁判員裁判から見えてきたこと―2009年9月さいたま地方裁判所強盗致傷事件」津田守(大阪大学)
15:15-15:30<休憩>
15:30-16:00口頭発表5「日中法律用語の対照研究」吉田慶子(立命館大学)
16:00-16:30口頭発表6「司法通訳制度構築および運用に関する一考察―スペイン・カタルーニャ自治州における事例から」塚原信行(愛知県立大学)
16:30-17:00口頭発表7「法廷実験:模擬裁判員の心証形成に及ぼす通訳の影響」中村幸子(愛知学院大学)・水野真木子(金城学院大学)
17:00-17:10閉会の辞 堀田秀吾(明治大学) 

■参加費等
大会参加費: 正会員3,000円(4,000円) 学生会員1,000円
(括弧内の金額は大会当日払いの場合です。なお、今年度に関しましては、会員・非会員共、同額の参加費にて大会にご参加いただけます。)

懇親会費 3,000円
昼食お弁当を配布します。お弁当代は上記参加費に含まれています。

■会場へのアクセス http://www.kinjo-u.ac.jp/contents/access.html
 
 名古屋駅から地下鉄東山線藤ヶ丘行に乗車し、「栄」駅で下車、名鉄瀬戸線尾張瀬戸行に乗り換え、「大森・金城学院前」駅で下車、徒歩3~4分

■事務局
住所 〒168-8555 東京都杉並区永福1-9-1 明治大学法学部堀田秀吾研究室内 
法と言語学会事務局
電子メールhotta■kisc.meiji.ac.jp(■をアットマークに置き換えてください)
電話・FAX03-5300-1383


■以下、過去情報。


__________________________________________________________
法と言語 学会定例研究会(第一回)
(法廷言語コーパス研究会と共催*)

日時: 2009年6月6日(土) 1:30pm~5:00pm
会場: 統計数理研究所 講堂
アクセスマップ: http://www.ism.ac.jp/access/index_j.html

1)中村幸子(愛知学院大学准教授)・水野真木子(金城学院大学教授)
「通訳付き裁判員模擬法廷の分析」

2)堀田秀吾(明治大学准教授)**
「商標分析と統計利用(予定)」

*今回の定例研究会は、法と言語 学会理事会メンバーを中心とした
統計数理研究所共同利用プロジェクトの法廷言語コーパス研究会
(代表・堀田秀吾)との共催で行います。したがいまして、
今回に限り、法と言語学会にご入会なさっていない方も無料で
研究会に参加できます。奮ってご参加ください。

**現在、発表者を募集しております。ご研究(中間報告可)を発表してくださる方がいれば、
 そちらに変更する予定です。発表してくださる方は、下記の問い合わせ先まで
 ご連絡ください。

お問い合わせ: 堀田秀吾(明治大学)
hotta●kisc.meiji.ac.jp(●をアットマークに置き換えてください)

ご参加いただける方は、できるだけ事前に事務局の堀田まで
ご連絡いただければ幸いです。

_______________________________________________________
以下、過去のイベントのログです。

「法と言語 学会」設立総会
2009年5月17日(日)
10:00~12:00
於、明治大学リバティータワー23階 岸本辰雄記念ホール


法と言語学会設立総会プログラム

1. 開会の辞
2. 会長の挨拶
3. 学会設立の趣旨
4. 基調講演
    西シドニー大学/元国際法言語学会会長・John Gibbons
5. 設立記念パネル・ディスカッション
  「司法にとって言語とは何か」
   <パネリスト>
   酒井幸(弁護士、日本弁護士連合会裁判員裁判
       実施本部副本部長)
   渡辺修(甲南大学法科大学院長、弁護士)
   大河原眞美(本会会長、高崎経済大学教授)
  水野真木子(本会副会長、金城学院大学教授)
6. 会則制定・決議

7. 設立宣言

8. 閉会の辞

問い合わせ: 
法と言語 学会事務局 〒168-8555 東京都杉並区永福1-9-1 
明治大学法学部 堀田秀吾研究室内
電話・FAX 03-5300-1383

第6回 法と言語研究会のご案内

日時:2009年1月10日(土)1時より
場所:早稲田大学8号館(法学部のある建物)2階会議室

●「評議における裁判官による言語行為」 堀田秀吾(明治大学)・首藤佐智子(早稲田大学)
要旨:本研究では、裁判所で行われた模擬裁判の評議のデータをもとに、専門家である裁判官による言語行為によって非専門家の裁判員の発言内容がどのように影響を受けるかというメカニズムについて、Austinの言語行為(1962)、Grice(1975)の協調の原理の操作、Brown and Levinson(1978)の面子威嚇行為、心理学の説得・影響に関する諸理論を援用して分析し、この制度的談話に見られる種々の特徴も同時にあぶり出す。

●「米国における司法通訳倫理と通訳の実際」武田珂代子(モントレー国際大学、会議・法務通訳者)
要旨: 「正確性」、「公平性」、「中立性」、「守秘義務」は司法通訳に関するいかなる職務倫理規定にも含まれる基本原則的概念である。しかし、実際の通訳現場においては、司法通訳者がそうした倫理規定から逸脱した行為をすることもある。本発表においては、司法通訳における規範の研究で実証されている「逸脱的」行為の例、「逸脱」を抑止する手続きとしての通訳チェッカーの役割、最後に、通訳者の守秘義務に関して米国の通訳者の間で議論が続いている「アイオワ事件」について説明する。
___________________
第五回法と言語研究会

日時: 10月25日 1:00pm~5:00pm
会場: 金城学院大学西キャンパス、W8号館301号室
アクセスマップ: http://www.kinjo-u.ac.jp/contents/access.html
キャンパスマップ: http://www.kinjo-u.ac.jp/contents/campusmap.html

1)中村幸子(愛知学院大学准教授)・水野真木子(金城学院大学教授)
「通訳付き裁判員模擬法廷のデータ分析 中間報告」
  日本通訳翻訳学会の年次大会で行った通訳つき裁判員模擬法廷から得られたデータ分析を行う。
  第1回目に関しては、8月に上海で行われたFIT(国際翻訳家連盟)の大会において発表した内容を紹介する。第2回目に関しては、2名の模擬通訳人の訳語選択に焦点を当てたデータ分析の中間報告を行う。

2)長尾ひろみ(神戸女学院大学教授)
「メルボルン事件と通訳の正確性」
  メルボルン事件では通訳の不備が有罪判決の大きな要因になったのではないかと言われている。どの様な「ことば」がどの様に訳されたのか、捜査段階のテープ起こしから「ことば」を抽出し、検討してみる。

3)渡辺修 (甲南大学法科大学院院長)
「法律家の立場から言語分析に期待すること」
  今回の研究会での言語分析に関わる発表を聞き、法律家としての立場から、そのような研究に何が期待出きるかコメントする。

4)大河原眞美(高崎経済大学教授)
「市民から見た裁判員裁判」
本報告では、拙著『市民から見た裁判員裁判』(明石書店、2008年)について簡単に紹介
する。本書は、法律家ではなく市民の目線から「裁判は市民になぜわかりにくいのか」をテ
ーマに書き上げたものである。本書の構成は六章からなり、第一章では、市民と法律家の乖
離を「裁判言語モデル」から解説した。具体的には、両者の異質性は、表層では言語的特徴
として表れ、深層では異なった論理として内在している。第二章では、表層の言語的特徴に
注目して、わかりやすさの技法について述べた。第三章では、二つの商標裁判を取り上げ
て、市民の類似判断と法廷における類似判断の違いを解説して、深層のわかりにくさについ
て触れた。第四章では、法律家と市民が殺人に対して異なった意識を持っているか否かを、
アンケート調査を行って分析した。第五章では、殺意の認定に商店をあて、市民の認定方法
を法律家の認定基準から分析し、その異なりを解明した。第六章では、模擬裁判を中心に、
現行の裁判もふまえて、市民から見たわかりにくさについて論じ、わかりやすくする技法に
ついても言及した。

5)堀田秀吾(明治大学準教授)
「裁判間の影響的発話と裁判員の意見の推移」
法曹三者の模擬裁判における参加者の発話を「発話の力」とう観点から27類型に分類し、その中から参加者の意見に影響を及ぼしうる発話類型を同定し、集計することにより、賀来裁判体における裁判官の影響的発話を定量化し、裁判員の意見の推移との相関を検討する。

<NEW 2>
第2回 法と心理 日韓合同研究会

主催:立命館大学法と心理研究会・立命館大学人間科学研究所
共催:立命館大学法学研究科、文学研究科
協力:立命館大学コリア研究センター

場所:立命館大学衣笠キャンパス 学而館 第1研究会室(会場が変更されてます。ご注意を。)
アクセスマップ:http://www.ritsumei.jp/accessmap/images/accessmap_kinugasa_primary2.gif
キャンパスマップ: http://www.ritsumei.jp/campusmap/pdf/kinugasa_map.pdf 

日時:2008年10月17日(金) 13:00―16:30

 昨年に引き続き、今年も「法と心理 日韓共同研究会」を開催します。是非、ご参加いただきますようご案内申しあげます。今回は、日韓の心理と法学を専攻する若手研究者の研究成果の発信の機会として企図されました。韓国側からは、プレゼンター、コメンテイターの他に3名の裁判官も同行され、既に韓国で始まっている陪審裁判に関しても貴重な情報を得られる機会となることでしょう。
なお、この研究会は、「立命館大学研究国際化推進プログラム」による助成を受けています。

■プレゼンター■

Jury Decision Making under the Unanimous and Majority Verdict Rule
Min C. Kim (John Jay College of Criminal Justice The Graduate Center, City University of New York)

The Effects of Decision Rule on Jury Deliberation
Eunro Lee (Chungbuk National University, South Korea)

テキストマイニングを用いた裁判員裁判の評議過程分析の試み ~地方裁判所での模擬裁判を対象として~
 若林浩輔(立命館大学大学院文学研究科博士後期課程院生)

説得 persuasion におけるチャンネル channel の違いが受け手の判断や態度に及ぼす影響 ~裁判員制度導入に向けた模擬裁判員実験~
小松加奈子(立命館大学大学院文学研究科博士前期課程院生)

『法廷等の秩序維持に関する法律』と公正
吉井匡(立命館大学大学院法学研究科博士後期課程院生)

◆ コメンテイター
 Kwang Bai Park (Professor of Chungbuk National University, South Korea)
サトウタツヤ(立命館大学文学部教授)

◆ 司会
 指宿 信(立命館大学法科大学院教授)

◆ 問い合わせ先
立命館大学人間科学研究所 〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1
tel:075-465-8206(内線2571) fax:075-465-8245
Email:krsc-15{AT}st.ritsumei.ac.jp

<1>
立命館大学法と心理研究会

いよいよ裁判員裁判の開始まで一年近くとなりました。
本研究会のメインテーマのひとつである裁判員制度につき、下記のとおり
研究会を開催しますので奮ってご参加下さい。

日時:2008年7月5日(土)午後2:00-5:00
場所:立命館大学創思館312号室
アクセス:http://www.ritsumei.jp/accessmap/images/accessmap_kinugasa_primary2.
gif
校内:http://www.ritsumei.jp/campusmap/images/2007kic_001.jpg

講師:岡田悦典氏(南山大学法学部准教授)
テーマ:「裁判員の法知識と法曹に対する意識ー第二次調査からー



               立命館大学 法と心理研究会
               サトウタツヤ(文学部教授)
               指宿信(法務研究科教授)

_____________
第4回法と言語研究会のお知らせ

日時:6月28日 午後1時より
場所:明治大学和泉校舎リエゾン棟会議室
アクセスマップ: http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/izumi/access.html

1)「合衆国統一軍法典に則った米軍における陪審員による裁判の概略」

報告者: 関沢 紘一氏 (米海軍統合法務局)
要旨: 今、司法関係者と国民にとって関心が高まっている裁判員制度。 
その実施も、来年5月ということで、その準備も最終段階に入っていることが窺える。 


おそらく裁判所、検察庁、弁護士会もそれぞれにおいて暗中模索的あるいは
試行錯誤的に、手続きと法廷におけるプレゼン技術を練っていくものと思われる。 
そこで裁判手続きと法廷における技術とは異なる点も多々あるが、
手続きや基本思想において参考となりそうな類似点もいくつか見られる
米国の陪審員制裁判手続き。 すべてではないとしても、その多くを取り入れている、


合衆国統一軍法典United Code of Military Justice (UCMJ) に則った、
米軍における陪審員による裁判の概略について考察する。

2)「二ヶ国語法律制度から我々が何を学べるか」
報告者: Richard Powell氏 (日本大学)
要旨: Malaysian courtrooms are bilingual in a relatively unusual sense:
both Malay (Bahasa Melayu or Bahasa Malaysia), which is the
national language, and English, which was the official language
until the end of British rule in 1957,
have de jure standing. Submissions and witness examinations may
be performed in either language without translation,
and alternation between the two codes
is common, even within the same speech acts.
This paper will examine multifunctional motivations for code
choice on the part of courtroom participants and consider
the implications of code choice for language
policy within the legal domain, concentrating on issues such
as language disadvantage before the law,
transparency of legal processes, and professional discursive strategies.

_____________________________
日本通訳学会コミュニティー通訳分科会会合のお知らせ

コミュニティー通訳分科会では、メンバーの有志で法廷通訳の言語分析のプロジェクトを立ち上げて活動していますが、9月の年次大会での模擬法廷で得られた結果に対する分析の中間発表を行いたいと思います。また、研究手法に関するさらなる知見を得るために、以下のような会合を企画しました。

日時:3月29日(土)1:00―5:00
場所:名古屋国際センター (http://www.nic-nagoya.or.jp/japanese/aboutus/access.htm)
              名古屋駅から徒歩7分
プログラム:
1:00~2:00 [発表者] 林慶雲氏 (名古屋外国語大学)
「中国語法廷通訳人から見た司法通訳の現状と課題・・・中国語と日本語の通訳の問題点を中心に」
2:00~3:00 [発表者] 堀田秀吾氏(立命館大学法学部)
「計量言語学から見た裁判官と裁判員のコミュニケーション」
全国で行われている法曹三者合同模擬評議のコーパスを通して、裁判官と裁判員のコミュニケーションの現状、言語的特徴を定量的に分析する。そして、それらの結果から、法廷通訳研究にどのような示唆が得られるかを検討する。」
3:00~3:20  休憩
3:20~5:00  法廷言語分析中間報告等
   * チームメンバーによる発表(水野・浅野・中村・毛利・吉田)        50分 
   *「刑事訴訟法の基礎原理と意味論・語用論の接点―法廷言語空間をめぐって」
       河原清志氏 (立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科)     20分
   * まとめとディスカッション         30分

参加費: 会員無料  非会員 1,000円

申し込み: h2omacky@mbox.kyoto-inet.or.jp 水野真木子まで
      当日参加も受け付けます。

懇親会: 終了後に懇親会を行う予定です。当日に参加希望者を募ります。

_____________________________
第三回 法と言語研究会

日時:2008年3月23日1時半
場所:東京外国語大学研究講義棟830号室

  I. 大河原眞美氏 (高崎経済大学)
  タイトル:法律家と市民の異なる殺意の認識に関する一考察
  概要: 法律家と異なる市民の殺意及び殺人に関する認識について報告する。市民の殺意の
  認識方法として、(i)殺人を扱った小説の殺人場面の小説家の表現を法律家の認定方法であ
  る凶器と傷と動機と犯行後の行動からの分析、(ii)大学生60名の殺人事件に関する作文
  (①なぜ殺したか②どうやって殺したか③殺した後どうしたかを含む)の動機、殺害方法、
  犯行後の行動から分類から分析する。市民が殺意をどのように認識しているのか、それは法
  律家の認定とどのように異なるのか、法律家の認定をどのように提示すれば市民にわかりや
  すくなるのかについても、模擬裁判の評議の殺意の認定の議論の考察も含めて論じる。

  II. 猿橋順子氏 (青山学院大学)
  タイトル: 日本の警察通訳体制の現状と課題についての一考察:言語政策の視点から

  概要: 日本の警察通訳体制は、昨今その整備が強く求められている一方で、
  制度の不透明性から幅広い議論がなされにくい。警察と通訳の関係は、
  基本的人権および適正な捜査に関する被疑者取調べから、市民の日常を守る業務と
  実に幅広い。前者は複雑な法律上の用語を正確に伝えなくてはならない点、
  守秘義務を遵守しなくてはならない点などにおいて、通訳者の高い資質が求められる。
  特に少数言語においては、通訳人材の確保がままならず、十分な訓練を受けないままに
  通訳業務を行うケースもある。今回の発表では、情報公開制度などを利用して得られた
  行政文書を題材として、そこから垣間見える警察通訳体制の現状を紹介し、
  その課題を明らかにした上で、求められる改善策についてのディスカッションを行う。

____________________________________________________
公開研究会(法廷言語コーパス研究会よりお知らせ)

“Jurors, Judges, and Scientific Evidence in Criminal Trials”
刑事裁判における陪審員、裁判官、および科学的証拠※

講師: Professor Valerie P. Hans
コーネル大学ロースクール教授


ハンス教授は、アメリカの陪審研究の権威であり、社会科学と法に関して非常に広範な研究を展開してきている。The Lay Participation in Law International Research Collaborativeという素人の司法参加に関する国際的研究者ネットワークの代表者でもあり、日本の裁判員制度にも高い関心を示している。今回は、模擬陪審裁判の映像などを利用しながら、米国の刑事裁判における陪審員の判断形成に関する教授の研究をご紹介いただく。

日時: 12月10日 17:30より
会場: 立命館大学衣笠キャンパス末川会館2F第3会議室

一般公開・参加費無料・事前申し込み不要

※ハンス教授による発表は英語で行われますが、通訳が入ります。

主催: 司法コミュニケーション
共催: 生存学創成拠点
研究会・法廷言語コーパス研究会
問い合わせ: 立命館大学国際言語文化研究所事務局
Tel:075-465-8164  
E-mail: genbun@st.ritsumei.ac.jp
_____________________________
<これまでの活動>
第二回 法と言語研究会

 裁判は言語を用いて行われます。司法過程における言語に関わる諸問題を、言語学の諸理論を用いて考察する研究会です。(一般公開ですが、今回はセキュリティーの関係で、事前申し込みが必要です。参加をご希望される方は、11月25日までに事務局までご連絡ください。)

日時: 2007年12月2日 13:00より
場所: 早稲田大学8号館2階会議室(法学部の建物)

<13:00-14:00>
「法廷言語構造と通訳」
報告者: 吉田理加(立教大学大学院生、スペイン語司法通訳者)
報告要旨:スペイン語の通訳人を介した刑事法廷の観察記録の分析を通して、法廷における言語使用が難解であり、通訳者の訳出を困難にしている要因は、法律用語などの特殊なレジスターの使用に限定されるのではなく、一種の「文法的比喩」(Halliday, 1994) が頻繁に用いられる構文形式にも起因するということを、Hale & Gibbons(1999)などの先行研究を紹介しながら報告する。そして、言語人類学者のSilverstein(1981)が唱える「人間の意識に上りやすい言語的特徴」を概観し、「文法的比喩」などの言語構造が、「レジスター」などの語彙と比べて、人間の意識に上りにくいものであることと、法廷通訳人の訳出を困難にしている法廷言語構造について考察する。


<14:00-14:10 休憩>

<14:10-15:10>
「外国語を使用したおとり捜査における違法性認識の司法判断」
報告者: 首藤佐智子(早稲田大学)
報告要旨:おとり捜査という特殊な状況において捜査対象者が違法性を認識していたかどうかは、司法の場において極めて重要な論点になる可能性が高い。本発表では、1982年に米国で起きたIBM産業スパイ事件を題材に、おとり捜査において外国語が使用されている場合の違法性認識に関して考察を行う。Shuy (1993) は、おとり捜査における違法性認識確認の根拠となる言語使用を分析し、本件において捜査対象が英語非母語話者の日本人であったことから来る言語学的な問題を指摘した。本発表では、言語学的先行研究(Maynard 1986、大塚 1995、Okada 1998)を用いて、Shuyによる上記の指摘を検証する。さらに、言語学的側面、異文化間コミュニケーションの側面、その相互作用に依拠する問題点を挙げ、捜査対象者の外国語が使用されるおとり捜査における違法性認識の確認プロセスの課題を論じる。


主催: 法と言語研究会、法廷言語コーパス研究会
問合せ: 法と言語研究会事務局 堀田秀吾 sht20004[AT]law.ritsumei.ac.jp
___________________________________________________________
第一回 法と言語研究会
日時: 2007年9月21日 14:00より
場所: 立命館大学衣笠キャンパス創思館303・304

 裁判は言語を用いて行われる。当然ながら、現在急ピッチで進められている司法改革の中でも裁判という場で用いられる言語への関心が、専門家、非専門家を問わず非常に高まっている。本研究会では、裁判と言語の諸問題の中で司法通訳と評議に焦点を当て、コーパス言語学を初めとした言語学の諸理論を用いて考察する。(一般公開、参加費無料)

<第一部>『司法通訳の諸問題』
●14:00-14:30 「ニック・ベイカー事件の通訳問題」
報告者:水野真木子(千里金蘭大学)
報告要旨:本発表では、麻薬および向精神薬取締法違反・関税法違反により第一審で有罪判決を受けたイギリス国籍ニック・ベイカー氏の控訴審に関する鑑定書作成作業の中で浮き彫りになった様々な問題点、特に普通の日本人にとって聞き取ることが非常に難しい特殊な音韻的特徴をもつロンドン訛り等の影響を強く受けた英語が、通訳を通じてどのようなパターンでコミュニケーション齟齬を起こし、それが裁判にどのように影響したかについて紹介する。

●14:30-15:00 「警察取り調べにおける日英通訳とディスコースの『修復』」
報告者: 中根育子(メルボルン大学)
報告要旨:この発表では、オーストラリア連邦警察によって行われた日本人被疑者の取調べにおいて、通訳がコミュニケーションの「修復」にどのように対応し、また「修復」への対応が取り調べに及ぼす影響を考察する。

<15:00-15:20 休憩>

<第二部>『法廷言語コーパス』
●15:20-15:50 「計量言語学的分析による模擬評議の現状分析」
報告者: 堀田秀吾(立命館大学) 
報告要旨:本発表では、法曹三者によって全国規模で展開されている模擬評議において、裁判官・裁判員間の言語コミュニケーションの様子を、発言数・発話量、およびターン・テイキング等のさまざまな側面から定量的に分析・評価する。

●15:50-16:20 「コーパスを利用した法廷言語分析の一考察」
報告者: 中村幸子(愛知淑徳大学)
報告要旨:欧米におけるコーパスツールを利用した法廷での発話分析の例を紹介しつつ、模擬法廷パイロット研究として採取した外国人証人尋問での通訳データの中で散見された訳し方の問題点をコーパスツールを用いて検討する。

主催: 立命館大学法廷言語コーパス研究会・法と言語研究会
問合せ: 堀田秀吾 sht20004[AT]law.ritsumei.ac.jp

http://www.ritsumei.jp/accessmap/accessmap_kinugasa_j.html

http://www.ritsumei.ac.jp/kic/~sht20004/docs/hougengokenkyuukai_09_21_2007.pdf
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