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ハラナ・タカマサ

Author:ハラナ・タカマサ
     【原名高正】
誕生日:ニーチェ/フーコーと同日
職業 :サービス労働+情報生産

日本版ポリティカルコンパス
政治的左右度:-7.6 
経済的左右度:-5.19
【位置 リベラル左派】

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「山鉾」は「やまほこ・やまぼこ」どちら?(読売)

■つきが かわってしまわないうちに、記録しておく。


「山鉾」は「やまほこ・やまぼこ」どちら?

山鉾連合会のパンフレット
2008年の山鉾連合会のパンフレット(上)は「BOKO」。
09年以降(中、下)は「HOKO」になっている
=川崎公太撮影


 京都・祇園祭の「山鉾」の読み方は「やまほこ」か、「やまぼこ」か。

 長年混在してきた二通りの読み方や表記に一つの方向性が見えてきた。昨年9月にユネスコ無形文化遺産に登録された「京都祇園祭の山鉾行事」は英文表記で「yamahoko」。祇園祭山鉾連合会もパンフレットの英文を「HOKO」で統一するなど「やまほこ」を“国際標準”としたためだ。山鉾巡行は17日。「ほこ」は定着するのか――。

 祇園祭は平安時代、流行した疫病の退散を祈る御霊会(ごりょうえ)として始まったとされる。山鉾の読みや表記は、鎌倉時代末期から江戸時代までの「八坂神社文書」で鉾を「ほく」と記しており、これが「ほこ」に転じたとみられている。

 こうした歴史を踏まえて、1992年には当時の山鉾連合会会長が、祭りを執り行う八坂神社と協議し、「やまほこ」で統一すると決めたが、山鉾の各保存会が「広く使われる言い方は『やまぼこ』」と反発、決定が覆った経緯がある。以後、八坂神社は「ほこ」に統一したが、再び混在した状態が続いていた。

 新たな動きが出たのは2008年。京都市がユネスコへの無形文化遺産登録の申請書をまとめる際、「鉾をhoko、山鉾をyamabokoと2種類の読み方を示すと、外国人が混乱する」として、連合会の了承を得た上、ローマ字表記を「hoko」に一本化。長刀鉾も「naginatahoko」とした。

 連合会も従来は「NAGINATABOKO」などとパンフレットに記してきたが、09年にすべて「HOKO」に改めた。

 しかし、単独の「鉾」は「ほこ」と読んでも「山鉾」という2文字は「ぼこ」と濁りやすいのが日本語の特性だ。広辞苑も「やまぼこ」と表記。各山鉾町の町衆の多くも「やまぼこ」「なぎなたぼこ」と呼ぶ。

 このため京都の歴史・文化の知識を問う「京都検定」の事務局は「鉾の読み方はいろいろ。検定で問うのは不適切と考えている」との見解。京都市は「英文表記を『ほこ』にしたからといって、強制しているわけではない」としている。

 祇園祭山鉾連合会の深見茂理事長は「祭りはおおらかなもので、必ずしも統一する必要はないと考える。表記は『ほこ』、口頭では『ほこ』と『ぼこ』を使い分ければ良い」と話す。

 山鉾町の一つ、芦刈山町に住む宗教学者の山折哲雄さんの話「濁らない方が発音がきれいなので、私は『やまほこ』と呼ぶ。どちらにしても、いろんな意見が出るところが京都らしい」

(2010年7月14日15時33分 読売新聞)

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■日本語表記が合理化されないがゆえにおきる、ユレの問題が ひきおこした混乱。■日本でしか発生しない、実に くだらない話題だということを、関係者のほとんどはもちろん、記事の作成・編集者もきづいていないだろう。

■それにしても、ユネスコ無形文化遺産というのは、観光関係者や商店街だのの経済的利害がチラついて、正直、うすぎたない印象がぬぐえない。■白神山地みたいに、自然保護の見地からいって すじちがいの方向に制度が暴走しているとか、いろいろな問題をひきおこす、ユネスコは、トラブルメーカーのような気がしてならない。
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テーマ : 京都 - ジャンル : 地域情報

タグ : 日本語

「新常用漢字」情報

”新常用漢字”について。


質問なるほドリ:常用漢字って何なの?=回答・井上俊樹

 <NEWS NAVIGATOR>

 ◆常用漢字って何なの?

 ◇義務教育で読めるように 使用の目安、29年ぶり改定
 なるほドリ そもそも常用漢字って何なの?

 記者 簡単に言えば、義務教育が終了するまでに読め、高校卒業までに書けるようになることが望ましい漢字です。公用文書や新聞、雑誌などで漢字を使う際の「目安」にもなります。ただし、強制ではなく、新聞や雑誌各社はそれぞれの判断で、常用漢字以外の漢字も使用しています。

 Q なぜ増やすの?

 A 終戦直後の1946年に告示された「当用漢字」1850字に95字を追加して、現行の常用漢字1945字になったのが81年です。それ以来29年間、一度も改めないままでしたが、この間の社会の変化で使用頻度が高くなった漢字も多く、国は見直しが必要と判断したのです。

 Q 戦前には漢字使用の「目安」はなかったの?

 A いいえ。1923年には文部省臨時国語調査会が常用漢字を1962字と決めました。31年に1858字に減った後、42年には「標準漢字」の名称で2528字にまで増えました。今回の改定で常用漢字は2136字に増えますが、2000字を超えるのは、2度目になるわけです。

 Q 子どもに付けられる名前も増えそうだね?

 A 実はそうでもありません。追加される196字のうち、130字は既に「人名用漢字」として認められていたものです。差し引き66字が新たに人名用として使えるようになるのですが、「顎(あご)」や「淫(いん)」など、人名向けとは言えそうにない漢字がほとんどです。(社会部)

常用漢字:196字追加 文化審が答申
常用漢字:191字増の2136字 改定答申案決定
新教育の森:増える常用漢字 今でも多いのに 現行1945字の指導さえ苦慮…
現場から:漢字の魔力 /神奈川
毎日新聞 2010年6月8日 東京朝刊


29年ぶり「常用」改定、漢字「どう教えれば」(2010年6月8日 読売新聞)
新常用漢字 日本語を豊かに表現しよう(6月14日付・読売社説)
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■教育現場だの情報処理現場だとかでの混乱はおもいつくらしいけど、漢字弱者をふくめた情報弱者についての配慮は全然ないらしい。

テーマ : これでいいのか日本 - ジャンル : 政治・経済

タグ : 日本語ナショナリズムハイパー独裁

現代日本語における恣意的漢字表記の実例14(横浜市営地下鉄)

「玻」は名前に使えず 両親の特別抗告を棄却 最高裁(産経)

■日記内「人名」関連記事、および旧ブログ「人名 を含む記事」の関連。■記事自体は、今月上旬のもの。


「玻」は名前に使えず 両親の特別抗告を棄却 最高裁
4月8日20時7分配信 産経新聞
 名古屋市の夫婦が次女に「玻南(はな)」と名付けたが、「玻は人名用漢字ではない」と出生届を受理されなかったとして、この不受理処分に不服を申し立てた審判の特別抗告について、最高裁第2小法廷(古田佑紀裁判長)は、「『玻』の文字は社会通念上、常用平易な文字とはいえないとした高裁の判断は正当」と指摘し、抗告を棄却する決定をした。不受理処分が適法であることが確定した。決定は7日付。

 夫婦は名古屋市の●●●さん(41)と、●●さん(39)。決定を受けて、●●さんは「同じようなケースで、裁判所によって対応が分かれている。認められている漢字もあるので、がっかりしています」と話した。次女は無戸籍の状態が続いているというが、●●さんは「近く、かなで出生届を出しに行き、通名で漢字を使う予定」と話している。

 命名の理由は、仏教の七宝に数えられる「玻璃(はり)」から家族の大切な宝という思いを込めるとともに、旧約聖書に登場する模範的女性「ハンナ」にちなんで決めたという。

 ●●さん夫婦は平成20年12月、名古屋市東区長に、「玻南」として出生届を提出。しかし、受理されず、名古屋家裁に不服を申し立てたが、却下され、名古屋高裁に即時抗告した。同高裁も「戸籍法には常用平易な文字を用いるとされており、戸籍上使用が認められないことはやむを得ない」として、棄却していた。

【関連記事】
・ 意見公募に272件 改訂常用漢字
・ 人名「玻」認められず無戸籍 父母が最高裁に特別抗告へ
……
最終更新:4月8日20時7分

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■問題は、常用漢字だとか人名漢字だとか、個別の字種・字体の次元にはない。漢字表記、とりわけ恣意的・アナーキーな日本語漢字で人名・地名を表記するという慣習を法律がみとめてしまっている点に、問題の本質がある。■おそらく、日本人の大半は、それを自覚していないが。

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タグ : 日本語

単に旧字体にこだわる自治体の見識

大阪・JR四条畷駅、「條」書き換えに数億円 市側は困惑

「産経」2010.1.30 14:05

 7年前から「四条畷」から「四條畷」への書き換えを呼びかけている大阪府四條畷市で、公的機関や交通機関でほぼ唯一JRの駅名が「条」のままになっている。JR西日本側は、「駅名の書き換えには数億円程度かかる。市が費用負担するなら…」としているが、財政が厳しい市には無理。担当者は「お願いするしかない」と頭を抱えている。
JR四条畷駅
四條畷市の要望にもかかわらず、名称が
変更されていないJR四条畷駅(張英壽撮影)


四條畷の戦い
 「條」は常用漢字の「条」の旧字体だが、南北朝時代の武将、楠木正成の息子の楠木正行が自決した「四條畷の戦い」が有名で、四條畷市では、古くから受け継がれた「伝統的な地名」として市の施設では一貫して「條」を使用してきた。しかし、警察署や府立高校、保健所、国道の道路標識、JR駅名などは常用漢字の「条」を採用していた。
 このため、市は平成15年に府、翌16年にはJR西日本、バス会社、府内や隣接する京都、奈良の国道事務所、在阪新聞社など各方面に「條」への表記統一を要請。これを受けて府は条例を制定し16年に「條」の表記に変更。現在では四條畷警察署や保健所などほとんどは「條」に変更されている。

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タグ : 日本語ナショナリズム

現代日本語における恣意的漢字表記の実例13(神戸)

■「現代日本語における恣意的漢字表記の実例1(麻生)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例2(角田)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例3(富山)」、および「現代日本語における恣意的漢字表記の実例5(山武)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例6(大山)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例7(勝田)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例8(山田)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例9(小泉)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例10(小田)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例11(太田)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例12(田中)」のつづきで、“和英/英和辞典 - Japanese⇔English Dictionary”に「神戸」を入力した結果。



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word-starting-with-pattern search of text 神戸 in the main and name dictionaries.
First 103 Matches:


You might consider a more-specific search key. Remember, it can be very powerful.


神戸【べ】
Be (s)

神戸【ごうど】
Goudo (p,s)

神戸原【ごうどはら】
Goudohara (u)

神戸いちょう【ごうどいちょう】
Goudoichou (p)


神戸【ごうと】
Gouto (p,s)

神戸【じんべ】
Jinbe (s)

神戸【じんご】
Jingo (p)

神戸西【じんごにし】
Jingonishi (p)

神戸山根【じんごやまね】
Jingoyamane (p)


神戸【じんこ】
Jinko (s)

神戸【じんと】
Jinto (s)

神戸真知子【じんとまちこ】
Jinto Machiko (h)

神戸上【かどのかみ】
Kadonokami (p)

神戸【かみど】
Kamido (s)

神戸【かみこ】
Kamiko (s)

神戸【かみと】
Kamito (s)

神戸川【かみとがわ】
Kamitogawa (s)

神戸【かむべ】
Kamube (p)

神戸【かなど】
Kanado (s)

神戸【かなと】
Kanato (p,s)


神戸【かんべ】
Kanbe (p,s)

神戸川【かんべがわ】
Kanbegawa (s)

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タグ : 日本語

現代日本語における恣意的漢字表記の実例12

オトナむけ かながきマンガ(サザエさん)

■旧ブログで、シリーズ化をはかった「「ロダンのココロ」解析ノート」は、たった6回でおわってしまったが、意外に いろいろな発見を指摘できたとおもう。
■たとえば、シリーズ2では、つぎのような指摘をした。


■この作品をみて、おそらく おおくの読者がおどろくのは、コマの 擬音語・擬態語はもちろん、ふきだし(セリフ)も、ロダン(主人公=イヌ)の内面(内言語として かたちをなす思考過程)をしめすテロップ(「奇妙な博多弁」)が、全部、ひらがな/カタカナで しるされていることだ。■要は、一見、小学校1年生むけの導入期の教科書や幼児むけ 絵本と区別がつかない(笑)。想定読者は、その内容からして高校生以上の成人とおもわれ、登場人物も、「坊ちゃん」など、ごく例外的なキャラクター以外、全員成人なのに。

■うっかり みおとしていたが、『朝日』の土曜版の“サザエさんをさがして”という連載でも、おなじような表現が こころみられていることを発見。


■前後の作品など、同質の作品がどの時期にわたるのか検証が必要だが、ともあれ1958/09/29朝刊掲載の作品(うえの連載記事では「へそくり」)は そう(わかちがきは改行等、一部 ふとじ=強調箇所がある)。


①〔おっと〕「かわが はんらん しそうだ」 〔つま〕「だいじな もの もって ひなんしなきゃ」
② 〔つまが、おしいれから まくらを とりだすシーン〕
③〔おっと〕「おまえ まくらに へそくっていたな!」 〔つま〕「あんたこそ がくの うらに へそくってたのね」
④〔サザエさんの友人〕「たいふう いらい せんとう じょうたいなの!」



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タグ : 日本語

現代日本語における恣意的漢字表記の実例11(太田)

■「現代日本語における恣意的漢字表記の実例1(麻生)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例2(角田)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例3(富山)」、および「現代日本語における恣意的漢字表記の実例5(山武)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例6(大山)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例7(勝田)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例8(山田)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例9(小泉)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例10(小田)」のつづきで、“和英/英和辞典 - Japanese⇔English Dictionary”に「太田」を入力した結果。


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太田窪【だいたくぼ】
Daitakubo (p)

太田山【だいたやま】
Daitayama (u)

太田【ふとだ】
Futoda (s)

太田学【おだがく】
Odagaku (p)


太田市【おだいち】
Odaichi (p)

太田市町【おだいちちょう】
Odaichichou (p)

太田【おおだ】
Ooda (p,s)

太田江郷【おおだえごう】
Oodaegou (p)

太田原【おおだわら】
Oodawara (p)

太田原【おおだわた】
Oodawata (s)

太田【おおた】
Oota (p,s)


太田在【おおたあり】
Oota Ari (h)

太田彩乃【おおたあやの】
Oota Ayano (h) (1984.10.15-)

太田原【おおたばら】
Ootabara (s)

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タグ : 日本語

現代日本語における恣意的漢字表記の実例10(小田)

■「現代日本語における恣意的漢字表記の実例1(麻生)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例2(角田)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例3(富山)」、および「現代日本語における恣意的漢字表記の実例5(山武)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例6(大山)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例7(勝田)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例8(山田)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例9(小泉)」のつづきで、“和英/英和辞典 - Japanese⇔English Dictionary”に「小田」を入力した結果。



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First 103 Matches:

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小田【こだ】
Koda (p,s)

小田汲川【こだくみがわ】
Kodakumigawa (p)

小田間【こだま】
Kodama (p)

小田ノ口【こだのくち】
Kodanokuchi (p)

小田浦【こだのうら】
Kodanoura (p)

小田浦川【こだのうらがわ】
Kodanouragawa (p)

小田原【こだわら】
Kodawara (p)

小田【こた】
Kota (p)

小田井【こたい】
Kotai (s)

小田苅【こたかり】
Kotakari (p)

小田【おだ】
(n) (arch) rice field (usu. small)

小田【おだ】
Oda (p,s)

小田茜【おだあかね】
Oda Akane (1978.11-) (h)

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タグ : 日本語

アンパンマン・キャラのローマ字表記

■旧ブログ記事「クレオール化する日本語」でかいた、つぎの一節の続報(リンクを追加)。


…■⑤ローマ字による、いわゆる「音素レベル」までの分析は、拍(mola)よりも こまかな水準になっているはずだが、実際に発音しわけられている ‘n/m/ng’音に着目できる話者は、ごくわずか(それぞれ、ナ行/タ行/ダ行直前の「ン」,マ行/バ行/パ行直前の「ン」,ナ行/ガ行直前の「ン」)。■⑥これに対応しているはずのヘボン式利用者が、しばしば訓令式を混用する。たとえば「アンパンマン ミュージアム」というサイトは、アドレスに、‘kochi’という、ヘボン式を つかっていながら、‘anpanman’と、あきらかな訓令式表記を踏襲している。■出版社の版権などで、一度登録された表記が うごかせないということはあるだろうが、‘anpanman’が訓令式で、現在、(政府以外の)公式表記のなかで、非常に劣勢という意識は、なかったはず(意外に、フレーベル館あたりが、訓令式支持派だったりして。笑)。…

■実際には、リンクぎれになってしまって、旧URLに‘kochi’という つづりはなくなった。
■関連サイトをあげていくと
http://www.anpanman-museum.net/
http://www.yokohama-anpanman.jp/main.html
http://www.kojyanto.net/kochi_inf/kanko/anpan/index.htm

■最後の”高知県観光情報サイトこじゃんとネット”のURLが、“jya”という破格の表記であることは、ここでは、指摘するだけにとどめておこう。

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タグ : 日本語

現代日本語における恣意的漢字表記の実例8(山田)

■「現代日本語における恣意的漢字表記の実例1(麻生)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例2(角田)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例3(富山)」、および「現代日本語における恣意的漢字表記の実例5(山武)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例6(大山)」「現代日本語における恣意的漢字表記の実例7(勝田)」のつづきで、“和英/英和辞典 - Japanese⇔English Dictionary”に「山田」を入力した結果。

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山田【くまだ】
Kumada (s)

山田【おおした】
Ooshita (u)

山田【やまだ】
Yamada (p,s)

山田愛子【やまだあいこ】
Yamada Aiko (h) (1982.5.26-)

山田愛里【やまだあいり】
Yamada Airi (h) (1978.4.25-)

山田顕義【やまだあきよし】
Yamada Akiyoshi (h) (1844.11.18-1892.11.11)

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タグ : 日本語

「訓読み」幻想

10日ほどまえ記事へのトラックバック記事を一部転載。

2009-09-10 22:55:03
パソコンで言葉はどう変わる? 前置き
テーマ:ことば コトバ 言葉
 「和む」ってことばを見かけるようになりました。1960年代。70年代にはあんまりみなかったんじゃないかなあと思います。「なごむ」ってあんまり漢字で書かなかったように思う。
 手紙などで、よろしくお願いします。というのも「ひらいて」(かな書きで)使っていたと思う。いまは、宜しくとき易く表記するパソコン(ワープロ)で簡単に変換するからですね。

 タカマサさんのとこのエントリーで考えたんですよ。
 http://harana.blog21.fc2.com/blog-entry-932.html

 具体的な影響(複数選択)として「漢字が書けなくなる」(59.7%)、「言葉のニュアンスが変わる」(42.2%)などを挙げた。(「時事ドットコム」2009/09/04-17:21)
 というけど、パソコン利用で、書き取り能力は衰えるかもしれないけど、漢字使用度は高まるのではないかな。言葉のニュアンスが変わるというのもあるけど、そのメカニズムはいろいろだと思う。

 ブログを読んでいて、昔と違うと思うものは、まだあります。
 「嘘吐き」って、「うそつき」と読むんですね。わたしは、音では「うそはき」と変換して、それから「ああ、うそつきという表記なんだな」と思いなおす。

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■「和」という漢字。「大和」とか「和える」とか、国内外の日本語学習者だけでなく、学童生徒期の少年少女たちも 混乱させているだろう、「生」などとならぶ、やっかいな部類の典型例のような気がする。■いや、オトナたちだって、ダイワ」か「ヤマト」が文脈を即断するのは、そんなにラクではないはずだし、「和える」を、なんのとまどいもなく、「あえる」と よみくだすのは、一部のはず。「ゴマ和え」「胡麻和え」とかいてあれば「あえ」とよめるけど、「あえる」という動詞の名詞形だなんて、瞬時に判断するのは、かえって異様な感じさえする。■「和み」「和む」などもそうだ。みんな、一瞬もとまどうことなく、「なご―」とよみくだしているのか?…
■てがみでいえば、「宜しく」もそうだが、「何卒」とか、???がたくさんうかぶ慣用表現が、てがき文化には たくさんのこり、一旦、伝統主義が風化しそうになったのに、ワープロの開発で、みんなが「せのび」「懐古」に はしったような気がする。■いや、肉筆文化の美学を全否定するわけではないが(たとえば、空海→最澄の書状である「風信帖」に象徴される文化資本などは、たぶん すごいもんなのだろうとは、おもう)、身体化された文化資本の差別性というか、イヤらしさの象徴でもあるとおもう。それらに、ハンパにあこがれて、師匠をもとめ、すずりをすって修行する時間もさかない層が、ディジタル化された活字もどきの世界で「何卒」などと、入力しているのは、こっけいだとおもう(あ、ちなみに「なにとぞ」って よめないのに、せのびすると、「何」「卒」を一字変換を2度くりかえすことになるね。ゴクローサン)。

■ところで、今回、とても気になったのは、「嘘吐き」って表記。■ハラナは、めにした記憶がないんだな。理由は わからない。


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